| 水素原子の励起 Ekinetic
- 2010/08/11(Wed) 09:54 No.27425 |
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| 啓林館の物理の教科書の問題です。
基底状態の水素原子に、10.2eV の光子を当てると、量子数がいくつの定常状態に励起するか。また、11.2eV の光子を当てたときはどうか。
答えは、「量子数2、励起できない」です。
量子数2の励起状態と基底状態のエネルギーの差は 10.2eV です。
11.2eV の光子は、 10.2eV のエネルギーだけ使って水素原子を励起し、(コンプトン効果のように)波長の長い光子となって跳び去る.
といったことはないのでしょうか?
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| Re: 水素原子の励起 甘泉法師
- 2010/08/13(Fri) 08:17 No.27447 |
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| こんにちは。
11.2eVのひとつの光子と、それぞれ10.2eVと1eVのふたつの光子は異なるので吸収されません。 5.1eVのふたつの光子なら励起が可能です(2光子過程)。
=甘泉法師=
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| Re: 水素原子の励起 ASA
- 2010/08/13(Fri) 12:01 No.27448 |
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| 甘泉法師さん
>5.1eVのふたつの光子なら励起が可能です(2光子過程)。 これ違いますよ。普通、基底状態の水素原子には、非線形作用はないと考えられているので、多光子による励起はないです。(分極能率による時間に依存した摂動論のごとく)。
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| Re: 水素原子の励起 甘泉法師
- 2010/08/13(Fri) 18:55 No.27449 |
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| こんにちは。
いい加減な答えですみません。 あらためて
>答えは、「量子数2、励起できない」です。
大学の受験勉強としては正解と思います。
>11.2eV の光子は、 10.2eV のエネルギーだけ使って水素原子を励起し、(コンプトン効果のように)波長の長い光子とな >って跳び去る. >といったことはないのでしょうか?
ふつうの状況では無視できますが、光がレーザーで非常に強いなどの場合は多数の光子のかかわるプロセスとして小さな確率ですがおきると考えます。
PS1 もう35年も前のレビューで古いと思いますが http://ci.nii.ac.jp/naid/110002073449
=甘泉法師=
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| Re: 水素原子の励起 ASA
- 2010/08/14(Sat) 05:48 No.27451 |
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| >ふつうの状況では無視できますが、光がレーザーで非常に強いなどの場合は多数の光子のかかわるプロセスとして小さな確率ですがおきると考えます。 理論的可能性としていくつかの計算があるようですが、問題点も指摘されてますね。 単一周波数の光を単一の原子に当てた場合、原子の状態が混成することはないので、多光子による1S→1Pの遷移は、ありません。 また、実験でも確認されてないようです。 水素分子(とか金属水素)なら、2対と異なり多体なので状態が混じり、多光子による1S→1Pの遷移が観測されてるのかもしれませんが。 (電子励起状態は観測できなかったとの実験結果:http://www.ils.uec.ac.jp/99y/M-y/MOhri-y.pdf)
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| Re: 水素原子の励起 甘泉法師
- 2010/08/14(Sat) 10:25 No.27453 |
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| こんにちは。
>多光子による1S→1Pの遷移は、ありません。
ありがとうございます。 勉強のため教えてください。問題の10.2eV= 13.6(1/1^2 -1/2^2)つまり1S→2Sと思いますがこちらはどうでしょうか。
=甘泉法師=
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| Re: 水素原子の励起 ASA
- 2010/08/14(Sat) 13:47 No.27456 |
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| >1S→2Sと思いますがこちらはどうでしょうか。 これも、同一エネルギーの多光子による遷移はないと考えます。 1Sと1Pが縮退なくあるエネルギー差がある場合などで、リアルな状態(例:1P)を経由する異なるエネルギーの多光子過程はあると考えますけど(1S→1P→2S)
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| Re: 水素原子の励起 yama
- 2010/08/14(Sat) 14:24 No.27458 |
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| そもそも1Pという状態は存在しないと思います。
最初の問題は、「基底状態の水素原子に、10.2eV の光子を当てる」ということなので、1個の光子による遷移の問題ですね。 この場合、光子のスピンは1なので1S→2Sでは角運動量が保存しません。 従って1S→2Pの遷移が起きると思います。
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| Re: 水素原子の励起 ASA
- 2010/08/14(Sat) 16:52 No.27459 |
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| >1Pという状態は存在しないと思います。 そうですね。n=0からカウントしたから、違ってますね。
>光子のスピンは1なので1S→2Sでは角運動量が保存しません。 電子スピンが1/2,-1/2をとるように, 光子のスピンは、1,0,-1を取るのでは? スピン0光子とすれば矛盾しませんよ。
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| Re: 水素原子の励起 yama
- 2010/08/14(Sat) 18:53 No.27460 |
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| >光子のスピンは、1,0,-1を取るのでは?
これはスピンのz成分のことだと思いますが、z軸のとりかたによって違いがあります。 光子の運動方向にz軸をとった場合は、z成分は1か-1しかありません。光子には静止系が存在しないからです。
いずれにしても、軌道角運動量のz成分だけに注目すれば、遷移後には の値をとることができます。すなわち磁気量子数mは1,0,-1をとることができます。 しかし軌道角運動量の2乗 は0になることはなく、方位量子数は をとるだけです。すなわちP軌道です。
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| Re: 水素原子の励起 ASA
- 2010/08/14(Sat) 21:45 No.27461 |
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| >すなわちP軌道です。 これって本当ですか? 古典対応が取れないきがしますが。 おっしゃることは、どのテキストに記述されているのでしょうか教えて下さい。 特に、吸収過程で光子のスピン(|l|=1)と軌道角運動量との和が保存されるというくだりについてです。 (wikiには、"量子力学的には光は光子である。光子スピンには +1, −1 の2つの状態があり、それぞれ円偏光の右旋光、左旋光と対応している。"とありますね。直線偏光は、0に対応するものと認識してましたが、yamaさんの認識だと直線偏光に対する量子論的対応物は、存在しないということでよろしいのでしょうか?) たしか、直線偏光による吸収でS状態間遷移が有ったような気がします。 逆に、2S状態からは、基底状態である1Sに遷移できないことになり、矛盾が生じます(ここで述べている多光子過程は、遷移エネルギーはそれぞれの光子のエネルギーhωiの和で示されるものです)。
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| Re: 水素原子の励起 yama
- 2010/08/14(Sat) 22:52 No.27462 |
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| 直線偏光は、互いに逆向きの円偏光の重ね合わせです。 この状態の光子の角運動量の運動方向成分を測定すれば、個々の測定については か が得られ、0が得られることはありません。 しかし多数回測定して平均をとれば0になるでしょう。
偏光については、ランダウ・リフシッツ「相対論的量子力学1」§8に説明があり、「このようにして、光子の角運動量のその運動方向への投影は、二つの値(±1)しかとりえない。0の値は不可能である。」と記述されています。
また、多くの量子力学のテキストでは、電磁波を(量子化しないで)摂動として扱って電磁波による遷移についての選択規則を導き、 の値の変化が±1であるような遷移だけが可能であるとしています。これは光子のスピンが1であるからだと解釈されます。
なお、このことは1個の光子による遷移についてであって、多数の光子が関係する遷移についてはこの限りではありません。
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| Re:これって本当ですか? 甘泉法師
- 2010/08/14(Sat) 23:47 No.27463 |
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| こんにちは。
>>1S→2Sと思いますがこちらはどうでしょうか。 >これも、同一エネルギーの多光子による遷移はないと考えます。
>逆に、2S状態からは、基底状態である1Sに遷移できないことになり、矛盾が生じます
1光子過程は遷移則 ΔL=±1から nS←→mSは禁じられ、nS←→mPは可。 2光子過程なら ΔL=0のnS←→mSが可でもよいように考えますが...。
=甘泉法師=
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| Re:これって本当ですか? ASA
- 2010/08/15(Sun) 06:38 No.27465 |
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| yama さん
>直線偏光は、互いに逆向きの円偏光の重ね合わせです。 そうですよね。 >この状態の光子の角運動量の運動方向成分を測定すれば、 ところで、光子の"角運動量の運動方向成分を測定"ってどうするのですか? >個々の測定についてはかが得られ、0が得られることはありません。 光子は、各々を区別できません。 だから、一回の測定でも <ψ_(1) +ψ_(-1) > 期待値として0が得られることになります。 重ね合わせ状態の測定における基本的部分です。
>多数回測定して平均をとれば0になるでしょう。 なので、これは間違い。
>偏光については、 光子の自由度2の話と、直接偏光は結びつきません。 なにせ偏光はマクロ量ですから。
>電磁波を(量子化しないで)摂動として扱って電磁波による遷移についての選択規則を導き、の値の変化が±1であるような遷移だけが可能であるとしています。 相互作用P~=p~+eA~でp~・A~のみを考慮でそう説明されてます。 しかし、A~・A~が無視できないとその選択規則は導けません。 古典対応では電気双極子近似(p~・r~)相当ですが、電気4重極子とか磁気双極子とかがあり、これはまたその選択規則と違います。
>これは光子のスピンが1であるからだと解釈されます。 こういう解釈が述べられたテキストを紹介して欲しかったわけですが、これはできないということでよろしいでしょうか?
甘泉法師 さん >2光子過程なら ΔL=0のS←→Sが可でもよいように考えますが...。 多光子過程は、hωiの和の話のはずでは? 2光子過程なら2hωの吸収過程を意味します。 生成消滅スキームにおける2光子関与とは違います。 状態1: 陽子スピン(上)と電子スピン(上) 状態2-1:陽子スピン(下)と電子スピン(上) 状態2-2:陽子スピン(上)と電子スピン(下)
状態1から状態2への変化でスピン変化量は-h。 1光子関与(スピン(-h)消滅)でも、トータルスピンは変らないですね。
そもそも光子は、数が不定です。 なので >最初の問題は、「基底状態の水素原子に、10.2eV の光子を当てる」ということなので、1個の光子による遷移の問題ですね。 最初の問題を生成消滅スキームにおける1光子関与と、看做すことが変です。
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| Re:生成消滅スキームにおける2光子関与 甘泉法師
- 2010/08/15(Sun) 10:35 No.27467 |
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| こんにちは。
ASAさん 1 >生成消滅スキームにおける2光子関与
>生成消滅スキームにおける1光子関与
ありがとうございます。 これらはどういうものでしょう。原子核と電子のスピンも関係するのでしょうか。 専門用語がわからず問題の水素原子のn=1,2間の状態遷移との関係を知りたくお尋ねします。
2 >>光子のスピンは1なので1S→2Sでは角運動量が保存しません。 > 電子スピンが1/2,-1/2をとるように, > 光子のスピンは、1,0,-1を取るのでは? >光子のスピンは1なので1S→2Sでは角運動量が保存しません。 > スピン0光子とすれば矛盾しませんよ。
偏光面の垂直なふたつの直線偏光状態(あるいは右旋光と左旋光状態)のほかにもうひとつ、これらと直交する状態があるのですか。
=甘泉法師=
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| Re:生成消滅スキームにおける2光子関与 yama
- 2010/08/16(Mon) 01:11 No.27469 |
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| >ところで、光子の"角運動量の運動方向成分を測定"ってどうするのですか?
スピンの運動量方向成分を測定するということです。 どのような装置を用いてどのようにして測定するのかといった具体的な方法については残念ながら承知しておりません。
>光子は、各々を区別できません。 >だから、一回の測定でも ><ψ_(1) +ψ_(-1) > >期待値として0が得られることになります。
測定によって得られるのは、その演算子の固有値のうちのどれか1つの値であって固有値以外の値が得られることはありません、 固有値が1と-1の2つしかなければ、1回の測定によって得られるのは1か-1のどちらかであって0が得られることはありません。1と-1が得られる確率がどちらも1/2であれば、期待値は0になりますが、この値が1回の測定値として得られるわけではありません。 電子の場合を考えたほうが分かりやすいかもしれません。 電子スピンのz成分の固有値は1/2と-1/2の2つだけです。それぞれの固有状態を|1/2>および|-1/2>とし、次のような重ね合わせ状態を考えます。
 この場合、測定値として1/2が得られる確率と-1/2が得られる確率はどちらも1/2なので期待値は0になります。しかし1回の測定値として0が得られるわけではありません。
>古典対応では電気双極子近似(p~・r~)相当ですが、電気4重極子とか磁気双極子とかがあり、これはまたその選択規則と違います。
の値の変化が±1以外の値をとる場合は2個以上の光子が関与すると考えることができます。
>>これは光子のスピンが1であるからだと解釈されます。 >こういう解釈が述べられたテキストを紹介して欲しかったわけですが、これはできないということでよろしいでしょうか?
倉本義夫・江澤潤一「量子力学」では、1sと2pの間の遷移について説明してあります。その一部分を引用しておきます。
>1s状態の角運動量は0なので、始状態の2p電子がもつ角運動量は光に移行せねばならない。この角運動量の担い手を光子のスピンと解釈する。すなわち、円偏光の光子は のスピンをもつ。直線偏光の光子は左向きと右向きの円偏光の重ね合わせであり、スピンの固有状態ではない。注意すべきことは、光子のスピンは1であるが、その成分は3つではなく、 の2つだけだということである。これは横波の制限と同等である。換言すると の光子は、直線偏光であっても の成分はもたない。一方、波数ベクトル がx軸と平行な場合は に対応するが、光子の量子化軸は進行方向でないことに注意する。 光の吸収は、放出の逆過程である、もっとも簡単な例として1s状態にある水素原子が、光を吸収して2p状態に遷移する場合を考えよう。z軸に沿って入射する円偏光を吸収する場合には、角運動量の保存から の状態が電子の終状態になる。また、直線偏光の場合には、2つの円偏光の重ね合わせと考えれば上記と同じで の終状態は許されない。しかし、入射方向をx軸にとれば、z軸方向に偏光した光は の終状態をもたらす。
>そもそも光子は、数が不定です。 >なので >>最初の問題は、「基底状態の水素原子に、10.2eV の光子を当てる」ということなので、1個の光子による遷移の問題ですね。 > 最初の問題を生成消滅スキームにおける1光子関与と、看做すことが変です。
不定数個の光子があったとしても遷移に関与するのは1個だけであり、そのように解釈すれば解答と矛盾しないと考えたのですが、それは間違いでしょうか? 間違いだとしたら、正しくはどのように解釈すべきでしょうか?
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| Re:生成消滅スキームにおける2光子関与 ASA
- 2010/08/16(Mon) 06:27 No.27470 |
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| >どのような装置を用いてどのようにして測定するのかといった具体的な方法については残念ながら承知しておりません。 ならば説得力を欠きますね。
>しかし1回の測定値として0が得られるわけではありません。 1つの電子を区別した場合ですね。N個の電子の重ね合わせ状態で、その各々の電子を区別できない時、一回の測定でどのような値が測定値が得られるのでしょうか?どう考えているのか述べてください。(自分はほぼ0と考えます)
>z軸方向に偏光した光はm=0の終状態をもたらす。 結局、l=1,m=0を終状態とする遷移が可能と述べているわけですね。 光子の量子化軸を無視すれば、m=1,0,-1を持つとの解釈が成立しますね。 引用の"倉本義夫・江澤潤一「量子力学」"での、数式的な吸収放射の説明は、P~=p~+eA~を採用した説明ですか、それとも電気双極子のみを取り入れたもので説明しているのか、その他の説明を採用しているのか、どれでしょう? 相互作用ラグラジアンを与えて、そこから、物質系の角運動量と電磁場のスピンとの和が保存するというのを導出しいるものを期待します。(角運動量の担い手が光子のスピンとの解釈を正当化する論理展開として)
>不定数個の光子があったとしても遷移に関与するのは1個だけであり、そのように解釈すれば解答と矛盾しないと考えたのですが、それは間違いでしょうか? 非線形効果による多光子遷移(甘泉法師さんNo.27447)を話題にしてますから、遷移に関与するのは1個だけと限定はできないです。
ちなみに、2S→1S遷移(光子を放出する基底状態への遷移)は、起こらないと考えているのでしょうか?
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| Re:非線形効果による多光子遷移 甘泉法師
- 2010/08/16(Mon) 08:19 No.27471 |
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| こんにちは。
>非線形効果による多光子遷移(甘泉法師さんNo.27447)を話題にしてますから、
この番号のわたしの発言は2行だけです。「非線形効果による多光子遷移」の文言はありません。どういう非線形効果なのかわからず解説していただけるとありがたいです。
=甘泉法師=
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| Re:非線形効果による多光子遷移 yama
- 2010/08/16(Mon) 11:28 No.27472 |
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| ASAさんは光子のスピンは測定できないというお考えなのでしょうか? 量子電気力学では光子のスピンは(原理的には)測定可能なものとして扱われているので、もし測定不可能であれば量子電気力学の基礎が揺らぐことになりますね。 実際に測定するのは難しい面もあるようですが
http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B6TVM-468 0KPC-C&_user=10&_coverDate=08%2F05%2F2002&_rdoc=1&_fmt =high&_orig=search&_sort=d&_docanchor=&view=c&_sea rchStrId=1431478901&_rerunOrigin=google&_acct=C000050221&_ version=1&_urlVersion=0&_userid=10&md5=4ab95d055a1e73f5050 b6695b9c82cc6
においては We use this relationship to construct an interferometer which determines the spin of a single photon and of a photon pair from a parametric down conversion source. と書かれていますので、干渉計を用いて1個の光子のスピンが測定できるということでしょう。
>1つの電子を区別した場合ですね。N個の電子の重ね合わせ状態で、その各々の電子を区別できない時、一回の測定でどのような値が測定値が得られるのでしょうか?どう考えているのか述べてください。(自分はほぼ0と考えます)
N個の電子の全スピンを測定する場合は、ほぼ0になるでしょうね。 しかしもともとは1個の光子による遷移を問題としているので、1個の光子のスピンを考えていたわけです。(複数個の光子の重ね合わせ状態を考えたわけではありません。直線偏光が円偏光の重ね合わせであるというのも1個の光子についての話です。) 光子が区別できないからといって、全スピンしか測定できず、1個の光子のスピンは測定できないというわけではありません。もちろん全部の光子を区別した上で特定の1個を選び出してそのスピンを測定するということではなく、測定器に入ってくる(直線偏光の)光子のスピンを次々に測定するということです。(1度に複数個の光子は入ってこないものとします。) 運動方向のスピン成分を測定すれば、それぞれの測定値は1か-1であって、0が得られることはなく、多数回の測定値を平均すればほぼ0になるでしょう。
>結局、l=1,m=0を終状態とする遷移が可能と述べているわけですね。 >光子の量子化軸を無視すれば、m=1,0,-1を持つとの解釈が成立しますね。
無条件で可能というわけではありませんが、進行方向に対する量子化軸のとりかたによっては可能ということですね。 この場合でも の値は1だけ変化しているというのが重要なところです。
>引用の"倉本義夫・江澤潤一「量子力学」"での、数式的な吸収放射の説明は、P~=p~+eA~を採用した説明ですか、それとも電気双極子のみを取り入れたもので説明しているのか、その他の説明を採用しているのか、どれでしょう?
双極子近似を用いているので、もちろん厳密なものではありません。 選択規則と同様に近似的なものです。
>相互作用ラグラジアンを与えて、そこから、物質系の角運動量と電磁場のスピンとの和が保存するというのを導出しいるものを期待します。(角運動量の担い手が光子のスピンとの解釈を正当化する論理展開として)
物質系の角運動量と電磁場のスピンとの和が保存するということは、一般に物質と場を合わせた全角運動量が保存するということから直ちに導かれることなので、そんなことをわざわざ導出しているテキストがあるかどうかは疑問です。 ただし、物質系の角運動量には電子や陽子のスピンも含まれるので、厳密にはこれらを含めた全角運動量が保存され、電子の軌道角運動量と光子のスピンの和だけでは保存しないでしょう。しかし、普通は電子や陽子のスピンの変化は無視できて、近似的に電子の軌道角運動量と光子のスピンの和が保存するとしてよいでしょう。
>ちなみに、2S→1S遷移(光子を放出する基底状態への遷移)は、起こらないと考えているのでしょうか?
電子や陽子のスピンが変化する可能性まで考えれば、1光子の場合でもそのような遷移が厳密に起こらないとは言えないでしょう。 しかし遷移確率は非常に小さく、普通は無視できると思います。 もちろん実際に遷移確率を計算したわけではないので、遷移確率が無視できるほど小さくないことを示されるか、1光子による2S→1S遷移が起こっていることを示す実験データなどを紹介していただければ、私の見解は訂正します。
複数個の光子が関与する場合は、この遷移は起こりそうに思えますが、正確なところはよく分かりません。
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| Re:非線形効果による多光子遷移 ASA
- 2010/08/16(Mon) 16:15 No.27475 |
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| >ASAさんは光子のスピンは測定できないというお考えなのでしょうか? 1個の光子のスピンを測定できるか、はなはだ疑問に思います。 粒子で言えば、位置の不確定性をなくして場合、運動量不確定性儕=∞の状態ですから。 つまり、凅=0の粒子を観測するのと同様の困難さがあるわけです。
>光子のスピンは(原理的には)測定可能なものとして扱われているので、 位置は測定できても、凅=0は測定できない(実在しない)。
>1個の光子のスピンが測定できるということでしょう。 挙げられた文献では、光子対のヘリシティの測定と書いてありますので、 1個の光子のスピンが測定できるということとどのようにつながるのかが理解できません 原文訳すと、"この関係(おそらく仮設でしょう)に基づいて、 spin of a single photon and of a photon pair を測定できるような干渉計を組み上げた。"ですよね。 干渉計の構成を考慮すると、1つあたりのスピン量をトーションから求めているのでは?(詳細は不明ですが) 単独光子を生成して、そのスピン量を直接測定しているように見えませんね。
>(1度に複数個の光子は入ってこないものとします。) これ間違いです。光子の位置は不定ですから、1度に複数個の光子が必ず入ります(前提がおかしい)。 >運動方向のスピン成分を測定すれば、それぞれの測定値は1か-1であって、0が得られることはなく なので、1度に複数個の光子が必ず入るので、0が得られることになります。
>双極子近似を用いているので、もちろん厳密なものではありません。 >選択規則と同様に近似的なものです。 運動量保存とかスピン量保存とかは、近似的に成立するものではないはずです。 それなのに、近似的話で適当な解釈をするのは、駄目な気がします。
>一般に物質と場を合わせた全角運動量が保存するということから直ちに導かれることなので 見たことがないもので、ちなみに導いてもらえませんか?(近似的に成立する話ではありませんよね) >普通は無視できると思います。 2S→1S遷移が無視できるなら、一旦2S状態を作れば、基底に落ち込まないということになります(宇宙の寿命以上とお考えなわけですね)。明らかに変ですね。 >私の見解は訂正します。 常識的に考えればよろしいのでは?
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| Re:1個の光子のスピンが測定できる 甘泉法師
- 2010/08/16(Mon) 22:58 No.27477 |
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| Re:1個の光子のスピンが測定できる yama
- 2010/08/17(Tue) 00:51 No.27478 |
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| スピンを測定するのに位置を凅=0で測定する必要はありません。 凅が光子同士の距離よりも十分小さければいいので光子同士の距離を十分大きくすれば凅を大きくしてもかまいません。 そのためには十分減光すればいいわけです。 光の干渉の実験で光源とスクリーンの間に同時に2個以上の光子が存在しないほどに減光しても干渉縞が現れるという実験結果があるそうですが、光源と測定器の間に同時に2個以上の光子が存在しない程度に減光すれば、複数の光子が同時に測定器に入る可能性はほとんどなくなります。(甘泉法師さんが紹介されているアスペの実験のように) 偶然複数個が同時に入れば誤差が生じますが、減光によってその誤差を十分小さくすることができます。 spin of a single photon は明らかに単独光子のスピンであって1つあたりのスピン量ではありません。
>運動量保存とかスピン量保存とかは、近似的に成立するものではないはずです。 >それなのに、近似的話で適当な解釈をするのは、駄目な気がします。
厳密に保存するのは、陽子や電子のスピンも含めた全角運動量です。 それに対して電子の軌道角運動量と光子のスピンの和は厳密には保存しないが近似的には保存するということです。 近似的に成立するものではないというのは意味がよく分かりません。
>>一般に物質と場を合わせた全角運動量が保存するということから直ちに導かれることなので >見たことがないもので、ちなみに導いてもらえませんか?(近似的に成立する話ではありませんよね)
電磁場が存在する場合には、保存する全角運動量の中には光子のスピンも含まれるというのは自明のことだと思いますが。
>2S→1S遷移が無視できるなら、一旦2S状態を作れば、基底に落ち込まないということになります(宇宙の寿命以上とお考えなわけですね)。明らかに変ですね。
無視できるというのは、分光実験などでそのような遷移確率を無視してもノイズを上回るほどの誤差は生じないのではないかということです。(この場合も無視できないのでしょうか?) 基底に落ち込まないかどうか宇宙年齢程度の期間にわたって観察し続けるというような実験を想定したものではありません。
甘泉法師さんへ
興味深い実験ですね。このような精密実験によって理論的に予想されていた現象が検証されるというのはすばらしいことですね。
>いつでも平均は0と限らず、右旋光なら+1(-1? どちらがどちらか定義に自信がなく)、左旋光なら-1(+1?)ですよね。
一般にはその通りですね。平均が0というのは直線偏光を前提とした値です。
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| Re:1個の光子のスピンが測定できる ASA
- 2010/08/17(Tue) 06:42 No.27479 |
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| yamaさん >スピンを測定するのに位置を凅=0で測定する必要はありません。 意味不明?
>減光によってその誤差を十分小さくすることができます。 減光も何もないですよ。 そもそも1光子を述べているのですから、 光子数N=1の状態が存在しない(しかも、微弱すぎて検出できないし、また、確率的にしか検出できないので測定器の長さは∞にしなければならない)という主張でした。 儂=0の状態は、位相不確定な状態ですよ。
>spin of a single photon は明らかに単独光子のスピンであって1つあたりのスピン量ではありません。 全然明らかではありません。 光子数N=1の状態に対する、感度があるとは到底思えません。 光ファイバーのトーションといってますから、検出する前にファイバーそのものに吸収されてしまいます。
>それに対して電子の軌道角運動量と光子のスピンの和は厳密には保存しないが近似的には保存するということです。 これこそよく分かりません。何が近似的なのですか?、近似オーダーを定量的に示してないので判断できません。
>電磁場が存在する場合には、保存する全角運動量の中には光子のスピンも含まれるというのは自明のことだと思いますが。 自明でありません。 ランダウテキストを引用していたので、同じ相対論的量子力学1を見ると p219に水素原子のシュタルク効果に関して"角運動量の大きさは保存しない" と述べており、磁気量子数の選択則 m'-m=0,+-1 (52.10) を上げてます。 ちなみに静電場のスピンは、いくつなのでしょう?
>分光実験などでそのような遷移確率を無視してもノイズを上回るほどの誤差は生じないのではないかということです 時間がたてば、確実に基底状態に落ち込むので、その状態に対して分光等の実験を行なえば、これもまた確実に観測結果が違いますね(状態に関係する測定なら)。
PS.ランダウp22に、Ej-光子,Mj-光子:角運動量j=1,2,3...との古典対応する光子の概念が説明されてますね。(1個の光子の角運動量が常に1とのyamaさんの考えと食い違ってますね。)
甘泉法師さん >いつでも平均は0と限らず、右旋光なら+1(-1? どちらがどちらか定義に自信がなく)、左旋光なら-1(+1?)ですよね。 z方向に進みx方向に電場成分をもつ直線偏光を想定します。 円偏光方向の測定器として、それぞれz方向に距離lだけ離れた距離に電場感知センサー1と電場感知センサー2をおき,それぞれで検出された電場の方向から円偏光の左右を決定するとします。 このような測定器を用いると、直線偏光は、いつでも平均値0となります(y方向の電場成分は検出されないため)。
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| Re:1個の光子のスピンが測定できる 甘泉法師
- 2010/08/17(Tue) 08:23 No.27480 |
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| Re:1個の光子のスピンが測定できる yama
- 2010/08/17(Tue) 14:11 No.27482 |
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| 光子のスピン測定の具体的な方法について詳しく知っているわけではないのでこれ以上の説明は控えます。 光子のスピンの測定は少なくとも原理的には可能であると一般には考えられていると思いますが、測定不可能であるというASAさんの説があることにも留意しておきましょう。
>>それに対して電子の軌道角運動量と光子のスピンの和は厳密には保存しないが近似的には保存するということです。 >これこそよく分かりません。何が近似的なのですか?、近似オーダーを定量的に示してないので判断できません。
個々の遷移については保存するか保存しないかのどちらかですね。保存しない場合もありますが多くの場合は保存するので、統計的な意味で近似的に保存すると表現したわけですが、適切な表現ではなかったかもしれませんね。
>>電磁場が存在する場合には、保存する全角運動量の中には光子のスピンも含まれるというのは自明のことだと思いますが。 >自明でありません。
そうすると光子のスピンは全角運動量には含まれないのでしょうか? シュタルク効果との関係もよく分かりません。 シュタルク効果で角運動量が保存しないのは、光子のスピンが全角運動量に含まれないからだということでしょうか?
>ちなみに静電場のスピンは、いくつなのでしょう?
スピンというのは場を量子化したときの粒子についての概念なので、場のスピンというのは意味がないように思います。 場の角運動量を考えることはできて、静電場の場合は0になると思います。
>時間がたてば、確実に基底状態に落ち込むので、その状態に対して分光等の実験を行なえば、これもまた確実に観測結果が違いますね(状態に関係する測定なら)。
外部からの摂動を完全に0にすることはできないので、摂動によって上の準位に励起されてから、基底状態に落ち込むことも考えられるので、いずれにしても十分時間が経過すれば基底状態に落ち込むことには異論はありません。 私が知りたいのは2s→1sの遷移による光のスペクトルは2p→1sのスペクトルと重なると思いますが、そのスペクトルの強度は2p→1sの遷移だけがあるときの強度に比べて有意な差があるだろうかということです。
>PS.ランダウp22に、Ej-光子,Mj-光子:角運動量j=1,2,3...との古典対応する光子の概念が説明されてますね。(1個の光子の角運動量が常に1とのyamaさんの考えと食い違ってますね。)
そうですね。この点は訂正しておきます。 光子の軌道角運動量に相当するものを考慮していなかったので、光子の角運動量はスピンだけだとしていましたが、一般にはスピン角運動量の1だけではありませんね。
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| Re:1個の光子のスピンが測定できる yama
- 2010/08/17(Tue) 14:17 No.27483 |
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| 甘泉法師さん、ありがとうございます。 大いに参考にさせていただきます。
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| Re:水素原子の励起 Ekinetic
- 2010/08/18(Wed) 09:02 No.27489 |
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| 議論に参加できず、申し訳ありません。
みなさんには、いろいろ教えていただき、感謝申し上げます。 議論の内容が理解できるように研鑚を積んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
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| Re:水素原子の励起 ASA
- 2010/08/18(Wed) 10:52 No.27490 |
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| Ekineticさん 元の質問に対するちゃんとした答えがありませんね。 >11.2eV の光子は、 10.2eV のエネルギーだけ使って水素原子を励起し、(コンプトン効果のように)波長の長い光子となって跳び去る. 定常な量子(固有)状態として11.2eVのエネルギー差に相当する状態(仮に状態3とする)があれば、基底状態1→(11.2eV吸収)→状態3→(1.0eV放出)→状態2(基底と10.2eVのエネルギー差)となり、一連の結果としてコンプトン効果のように波長の長い光子となって跳び去ることがあります。 (なので、問題の回答には状態3が存在しないということを述べなければならない)
量子論では、状態が離散的なことが特徴です。 自由電子に対するコンプトン効果は、自由電子の固有状態が連続的であるため、任意のエネルギー差の光子が飛び去ることが可能となってます。
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| Re:水素原子の励起 甘泉法師
- 2010/08/18(Wed) 18:53 No.27492 |
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| こんにちは。 Ekineticさんは 受験生でしょうか。御精進ください。
=甘泉法師=
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| Re:水素原子の励起 Ekinetic
- 2010/08/19(Thu) 21:42 No.27497 |
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| ASA さん >11.2eVのエネルギー差に相当する状態(仮に状態3とする)があれば、基底状態1→(11.2eV吸収)→状態3→(1.0eV放出)→状態2(基底と10.2eVのエネルギー差)となり、一連の結果としてコンプトン効果のように波長の長い光子となって跳び去ることがあります。 (なので、問題の回答には状態3が存在しないということを述べなければならない)
すごくよく解りました。
>コンプトン効果は、自由電子の固有状態が連続的であるため、任意のエネルギー差の光子が飛び去ることが可能 なるほどです。納得できます。 最後までありがとうございました。
甘泉法師 さん >受験生でしょうか。
そうではないのですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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