はじめまして,大学で数学を学んでいる学部生です. 今日はひとつ気になることができたので,ひとつ質問させてください..
代数学・イデアルの記事で,イデアルの定義が,
環 の部分環 が次の性質を満たすとき, をイデアルと呼ぶ.
任意の と任意の に対して, が成り立つ.
となっていましたが, 僕の持っているテキストでは,イデアルの定義が次のようになっていました.
環 の<b>部分集合</b> が次の性質を満たすとき, をイデアルと呼ぶ.
(1)任意の に対して, が成り立つ. (2)任意の と任意の に対して, が成り立つ.
この定義は上の定義と同値でしょうか? 自分で確かめてみたところ, 結合法則が成り立っていることをどう確かめるか,というところで引っかかってしまいました. これは,任意の で, の範疇で,結合法則 が成り立っていて, だから, において結合法則 が成り立っているという考えでよろしいでしょうか?
読みにくく長い文章で申し訳ありません. ご返事をいただけたら幸いです.
それでいいと思います.
そうですか. ご返事ありがとうございます. 安心して眠れそうです...
Chappyさん,イデアルの記事を書いたものです. 安心して眠れそうだということで,良かったです.
まだ間違いやおかしなところがあったら,掲示板か プロジェクトのメイル宛に教えて下さいね. もしよければ,一緒に数学の記事を書きませんか. (↑勧誘)
いやぁ,僕は代数は得意なわけじゃないです... 線形代数は得意ですが. 代数は習いたての学部3年です. 僕は幾何よりな方ですかね,最近は動標構のほうに興味があります.
Johさんの記事は,数学について書いてあるのに読みやすくて好きです. 数学の歴史など読んでいて面白いです. これからもがんばってくださいね.
関係のない話ですが,僕は中学のときに,本を見ながら, ガウスの正13角形を作図したことがあります. 作図するのは楽しく難しいものですね.