古典的な基本法則はどれも可逆(時間反転)となっていますよね. 一応それぞれの数学的な証明をしてみました.(皆で力を合わせて) そして,力学や電磁気学については具体的にこういうことかな? というイメージもつかめて納得できたのですが, 量子力学のシュレディンガー方程式については,計算では結果が 出せましたが,実際にどういうことなのかが全くわかりません. 図書館の本やネットでは見つけきれなくて完全に固まってしまい ました. 簡単な例で教えていただけないでしょうか.お願いしますm(_ _)m
シュレディンガー方程式を解いた結果の意味ですか. 簡単な例というのはちょっと思い浮かばないんですが, 説明する努力をしてみます.疑って聞いてください (^^;
粒子の運動を知りたければ運動方程式を解きますよね. 波の運動を知りたければ波の式を解きます.
電子などの微小粒子の場合,粒子と波の両方の性質を同時に示すので シュレディンガー方程式を解くわけです. で,解いた結果が波動関数です. ただし物理的に意味を持つのは波動関数の絶対値の二乗で, これが粒子の存在確率を表します.
粒子と波の性質を同時に示すものは 確率的にしか運動を予測できないのです.
それ自体が具体的意味を持つというのではなくて, 量子力学において,力学でいう運動方程式のように, 各事象に合わせて利用する基礎となる方程式ということですか.
>ただし物理的に意味を持つのは波動関数の絶対値の二乗で, これが粒子の存在確率を表します. またまた勉強不足です.確率的にというのは微小粒子を対象と していることから想像されますが.
> それ自体が具体的意味を持つというのではなくて, > 量子力学において,力学でいう運動方程式のように, > 各事象に合わせて利用する基礎となる方程式ということですか.
だいたいそういうことだと思います. 量子力学のはっきりしたイメージって,僕もよくわからないんですよね. みんな苦しんでいるんだと思うことにしています.
> 確率的にというのは微小粒子を対象としていることから想像されますが.
観測されるまでは霧のように存在していて, 観測したときその霧が一点に収束されて粒子となるんだそうです.