無題

無題

ゼル さんの書込 (2005/12/31(Sat) 00:53)

工学部1年のゼルです. 質問 問:1次元シュレティンガー方程式を取り扱うとき,Lだけ進んだら元へ戻る周期境界条件と呼ばれる境界条件(Φ(x+L)=Φ(x))はよく使われる.これは周囲長Lの円周上にある電子に対するシュレティンガー方程式を考えるのと同じである.以下,長さLの周期境界条件のもとで自由電子に対してシュレティンガー方程式を考える.

h'=h/2πとする

-h'^2/2m×d^2Φ(x)/dx^2=EΦ(x)----------?

(1)Φ(x)=Aexpikx((A,Kはパラメタ)の形の解を持つとして,エネルギー固有値E_nと対応する固有関数Φ(x)を求めよ. (2)ド・ブローイの運動量と波長の関係p=h/λを利用し周期境界条件を満たす定在波が許される条件から,(1)で得られたエネルギー固有値が再現できることを示せ.

自分の答え:(2)はよくわかりませんでした.一応,(1)だけは解けたような気がします. (1) d^2Φ(x)/dx^2=-k^2Aexpikxを?に代入すると,E=h'^2k^2/2mとなる.そして,K=nπ/LとおくとE_n=(nπh')^2/2mL^2----(答) そして,Φ(x)=Aexpikxより,Φ(x)=Aexpinπx/L-------(答)

よろしくお願いします.

Re: 無題

篠原 さんのレス (2006/01/03(Tue) 17:58)

ゼルさん,はじめまして. 篠原です.

(1)に関しては,それでよいと思います. (しっかりとは見ていませんが)

(2)については, E=p^2/2m にド・ブロイの関係を代入してから, 「周期的境界条件を満たす定在波の条件」 と言う物を考慮すれば,エネルギー固有値が求まるのでしょう.

ちょうど λ=2L/n という式を用いると,(1)の答えと一致しますが,なぜこの式になるのかは,私はいまいち説明できません. この式は,高校で習う「開管で定在波が起きる時の条件」に一致しています. 管の端が自由端になっているのだから,この管の端と端をつなげて,円状の管にしたら今の問題と同じ条件になるとは思いますが・・・ ヒントになると良いのですが・・・.

中途半端で,申し訳ない. がんばってください.

Re: 無題

ゼル さんのレス (2006/01/05(Thu) 22:04)

返信ありがとうございます.書いてくださったことがとても参考になりました.本当にありがとうございました.