Re: 質問

Re: 質問

篠原 さんの書込 (2005/08/26(Fri) 23:37)

「電界を発生してるものが電池の両極の+,−の帯電なので」 この点は,あっているかどうか分かりませんが,通常,電気回路において帯電により電界が発生するとはあまり考えません. どちらかと言うと,電源により電位差が与えられる,と言う考えで,電気回路の問題を考えます.

「電界を導線では弱く抵抗では強くなんてことができるのでしょうか?」 実は,このあたりが,とおりすがりさんやkenさんが議論していることです. あっていると断言できませんが,私の考えを述べます.

ガウスの法則というものをご存知でしょうか? かみ砕いて言うと,「電束密度が変化する場所では電荷が存在する」 もしくは,言い換えると,「電荷が存在する場所では電束密度が変化する」 というものです. 今考えている問題の場合,導体と抵抗体における電束密度が大きく違うことになります. このため,導体と抵抗体の界面において,電荷が存在しており,その電荷の影響により電束密度の差が発生し,電界に大きな違いが現れるのではないかと考えています.

今のところ,kenさんから明確な反論はありませんし,私はこれであっていると考えるのですが,「絶対あっている」と言い切ってよいものかは私には分かりません.