連続して質問になってすみません. 同じく電磁気分野なのですが….
を,遅延時間 ,先進時間 をつかって一般解を求めるとき,uとvで上式を変形して,
という条件式まで出しました. ここから,一般解はどう出せばいいのですか?
μを省略して書くと (∂/∂u)(∂A/∂v)=0 なので∂A/∂v は v だけの関数になります.これを h(v) とおくと ∂A/∂v=h(v) となるのでvで積分すると A=∫h(v)dv+g(u) となります.「積分定数」は u の任意関数 g(u) です. ∫h(v)dv=f(v) とおくと結局 A=f(v)+g(u) となります.f,g は任意の関数です.
その式はローレンツゲージ条件の式ではないと思いますが・・・ ローレンツゲージ条件は,波動方程式を導く過程ですでに適用しています. 1次元波動方程式の一般解は A=f(t+x/c)+g(t-x/c) です.互いに反対方向に進む波の重ね合わせになっています.
おひさしぶりです. 横レス,すみません. この問題を見て,考えてて疑問に思ったのですが…. この条件で出た解は, x軸方向に伝わる平面波を考えたとき,
というゲージ変換で,
を計算して,
とすることができますよね? ここの積分式のゲージ変換は,どうやって決めてるんですか? 今まで,こういうときはこれを使うもんだって,天下り的にやってたのですが, いざ考えてるとどうやって出しているのか,考えても分かりませんでした. 教えてください.
なお,u,vはisuzuさんの定義に従ってます.
あと…No.6095の記事のローレンツゲージ条件なんですが, あれって,ローレンツゲージ条件じゃないんですか??
似たような問題で,x軸方向に電場する平面波Aを考えると,マクスウェル方程式をローレンツゲージ条件の下で書き直した式はNo.6091の一番最初の式になって, ローレンツゲージ条件はNo.6095の式になるというような問題文を見たことがあるのですが….(←言ってることが分かりにくいかもしれませんが…すみません.)
横レスとか…めっちゃ失礼でしたかね…(^^; そうだとしたらすみません.
失礼ではないと思いますが・・・ そのゲージ変換の式がどこから出てきたかはよく分りません. No.6095の式は,同じ成分についてtとxで微分している点で,ローレンツゲージ条件とは違うように思います. 平面波の場合はNo.6095の式になるのかもしれませんが,そのあたりもよく分りません