特殊相対論

特殊相対論

玲 さんの書込 (2005/07/14(Thu) 00:46)

はじめまして,物理科の大学生の玲(あきら)です. 特殊相対論の問題で, 「電場Eと磁束密度BはスカラーポテンシャルΦとベクトルポテンシャルAを用いて, {\bf E} = - \frac{\partial \bf A}{\partial t} - \bigtriangledown \phi {\bf B} = \bigtriangledown \times {\bf A} と表すことができる.以下の問いに答えよ. (a)上記のようにEとBをΦとAで表すと,マクスウェル方程式, \bigtriangledown \bullet {\bf H} = 0 \bigtriangledown \times {\bf E} = \frac{\partial {\bf B}}{\partial t} が自明に満たされることを示せ. (b)四元電磁ポテンシャルの {\cal O} 系での成分は, (A^{t}, A^{x}, A^{y}, A^{z}) = (\frac{\phi}{{\bf A}}) と定義される.ローレンツ変換により, {\cal O}' 系でのΦ’とA'を速さVと {\cal O} 系の成分で表せ. (c)(b)の結果を用いて, {\cal O}' 系での電場E'と磁束密度B’を, {\cal O} 系の電場Eと磁束密度Eと速さVで表せ.」

というのがありました. (b)の問題は,

\frac{\phi'}{c} = \frac{\frac{\phi}{c}-V{\bf A}}{\sqrt[]{\mathstrut 1-V^{2}}}{\bf A}' = \frac{{\bf A}-V\frac{\phi}{c}}{\sqrt[]{\mathstrut 1-v^{2}}}

と考えました.あっていますか?

(a)(c)については,何をどう解いていったらよいのか分かりません. どなたかご教授ください.お願いします.

Re: 特殊相対論

渡邉 矩章 さんのレス (2005/07/14(Thu) 07:47)

はじめまして.

>(a)上記のようにEとBをΦとAで表すと,マクスウェル方程式, ファラデーの法則(式) >が自明に満たされることを示せ

これは,問題ミスですよね(正しくは∇×E=−∂B/∂t)?これはベクトルの公式を見ながらやればできると思います.

Re: 特殊相対論

玲 さんのレス (2005/07/15(Fri) 04:42)

はい,間違いです.すみません. 二つ目マクスウェル方程式(EとBに関するもの)のベクトル式のを計算してみたいのですが, ∇(∇ \times \phi) がゼロにるのはどうしてですか?

Re: 特殊相対論

yama さんのレス (2005/07/15(Fri) 07:29)

成分で表して計算してみればわかります. 当然ながら,2階偏微分で偏微分の順番は交換できるとします.

Re: 特殊相対論

玲 さんのレス (2005/07/15(Fri) 18:47)

その計算については理解できました. ベクトル計算が,かなり苦手なようです・・・. ありがとうございました.