はじめまして.常々拝見させていただいております. 量子力学の序盤でつまずいてしまい,気持ちが前に進めません(泣 突然なのですが質問させてください.
ネタは (位相速度)=(粒子の速度)/2 となってしまうことについてです.
電子など,波動性を持つ粒子では
が成り立つと言われている・・と思います. そこに粒子の速度を とすれば,粒子性として
も成り立つと言われている・・と思います. そして波動性として,位相速度を とし
も成り立つと思います.
で,上式達をいじくると, (位相速度)=(粒子の速度)/2 という関係が得られてしまうのは有名な話だと思います. (群速度)=(粒子の速度) となってはくれますが・・・
これをもって,「速度よりも運動量の方が基本的な量である」と, 砂川さんの著書「量子力学の考え方」に書かれていたと記憶しています.
「速度よりも運動量の方が基本的な量である」というのは納得できるのですが, 何にしろ (位相速度)=(粒子の速度)/2 という関係が得られてしまうことに変わりありません. これはどう解釈すれば良いのでしょうか?
自分なりに考えてみたところ, は実在波のみに成り立つ関係なのかな? などと思ったりしたのですが,当然そんなこともないようで・・・ どうにも解決できません.
どうか助言おねがいします.
最大値の点での位相速度は,古典的な粒子の速度に一致するようです.
の受け売りです.idさんは疑問をもちながら勉強をしておられるようで,僕も見習わないとと思います :)
ありがとうございます. 「振動・波動」の勉強をテキトーに流してきてしまった身なので, 式の意味を完全になぞることはできなかったのですが(^^;
つまりは(node5.html の中盤にあるように)
:粒子の存在確率(?)が最大となる点の移動速度が 古典的粒子の速度となり,それに対応するのは群速度である
ということでしょうか? 群速度というのは,要するにうなり構造の速度ですよね?
となると,ド・ブロイ波は分散関係:
を持つので,時間の経過と共に波の形は崩れていく(?), つまり時間が経つと粒子の存在確率はあやふやになっていく?? (あれ?群速度とは関係ないかな・・・?
こんがらがってしまいました(^^; 初学者が「量子力学」を理解しながら勉強することは難しいですね. 「とにかく,そういうもんなんだ」と思いながら勉強していくことにします.
崎間さんありがとうございました. 「かぎプロジェクト」応援しています!