こんにちは.物理(系)学科卒の知識レベルです.
テレビの映像で,例えば太陽などの輝度の高い物体を映したときに, 六角形の光の像が現れるのをよく見かけますよね.
あの結像パターンは,光学的にはどのように説明されるのですか. 解説してある本かURLを教えて下さい. (本掲示板上でエッセンスだけでも教えて頂ければもっとうれしいです ^^)
「レンズフレア」または「ハレーション」と呼ばれる現象ですね.肉眼ではありえず,カメラを通してのみ現れるそうです.ということは,カメラが像を写す仕組みに関係しているのでしょうね.
に詳しく解説してあるようです.他にも,「レンズフレア」か「ハレーション」というキーワードで検索してみるといろいろでてきます :)
ご教示,ありがとうございました.絞りの形状に由来してたのですね...
6枚羽根以外の絞りも世の中にはあるだろうに,生まれてこのかた, 目にしてきたレンズフレアは六角形ばかりだったので,「光学部品の違い」に よるのではなく「原理的に」六角形になるものか,と思い込んでいました.
# 八角形のレンズフレアの映像にでも出くわす機会があったなら, # こうは思わなかっただろうに...
すっきり,しました.
参考までに・・・・ この場合は「ゴースト」というのが適当でしょう.レンズの内面反射によるものです. 点光源の像をピンぼけにすると絞りの形になりますが,これは絞りを通過した後の光束の断面が絞りの形になるためであることはわかるでしょう. 入射した光がレンズのある面で反射され,さらに別の面で反射されて受光面に達するとピンぼけの状態になるので,絞りの形が現れます. 点光源でなく,大きさのある物体の場合はゴーストは輪郭のぼやけた形になりますが,偶然ピントが合うとその物体の像ができて心霊写真とかいわれたりします.