はじめまして,物理学科2回生のるいです.
たとえば,半径a,深さ の井戸型ポテンシャルに,x軸からbの距離のところから質量mの粒子が入射したと考えるとき,入射角α,屈折角β,ふれ角χの関係がx=2(α−β)になるのは,なぜですか? ふれ角というのが,この場合の散乱の図においてどこを表すのかが分からないのです. あと,粒子の衝突のダイアグラムはどういうふうにして書いてあるのですか? 衝突の運動の軌跡を表わしているのですか? (ランダウリフシッツの力学の本を見ていて,分からなくなりました)
こんにちは,るいさん.
本を見ながら質問をされているのでしたら,該当ページ数も書いておいたほうが良いと思います. # 図を載せられればベターなんですが・・
COさん,ご指摘ありがとうございます. 該当ページは井戸型ポテンシャルはp67〜で,衝突はp59です.
ランダウリフシッツの教科書をぱらぱらめくってみました. 版が違うようで,ページ数は違ったけれど,それっぽい図を見つけました.
χというのは,粒子が入射した直線と,屈折して出ていった方向への直線とのなす角ですね. χ=2(αーβ) となるのは,ただの図形問題.入射方向と平行な補助線を引いて考えていけば,わかるんじゃないでしょうか.それほど突飛な考え方は必要ないはず.