初めて投稿します.物理(系)学科卒の知識レベルです.
物理現象で軌跡を求める考え方として「積分原理」がありますが, 例えば光路を求める場合,
という積分 が停留値をとる が求める解ですよね( :真空中での光速度, :屈折率).
この積分原理が表現していることは,「光学的経路長が停留値(まあ最小値ですね)をとる経路が実現される」ということで, 被積分関数が意味していることをイメージするのはとても容易です.
これに対して,力学系の場合,
という積分を考えるわけですが,こちらは光路の場合と違って,「 の時間積分」が何を意味しているのかが私には直感的にイメージできません.どのようなイメージをもてば,「なるほど,これが停留値をとる経路は確かにちょっと特別な経路だな」と腑に落ちるでしょうか.
こんにちは,美智代さん.
ご質問の件ですが,「物理数学の直感的方法」(長沼伸一郎)の解析力学@第10章に詳しく書かれています.光学的経路長のような具体的なイメージが得られるかどうかは分かりませんが,読んでみると参考になると思います. :)
ヒントを頂き,どうもありがとうございました. 今日,書店で立ち読み(^^;してきました.とても参考になりました.