以前こちらで御紹介いただいた書籍”道具としての物理数学”が面白くて わからないところが多いなりにトボトボ読んでいるのですが,どうしても お聞きしたいところが出てきてしまいました.すごく初歩的な事のようですみません.
解析力学の導入説明で前章で出てきた変分を使って,運動エネルギーTが少しずれた時を 考え,時刻tにおけるTの変分が,
であり,
と書いてあるのですが,どうして2番目の真中の式から右辺になるのかわかりません. その先続く変形はなんとかわかるのですが・・.お教えいただいてもよろしいでしょうか?
変分じゃなくて微分だったとしたらどうでしょう.
Johさん,早々にレスいただき有難うございます.
>変分じゃなくて微分だったとしたらどうでしょう.
えーっと,右辺の を真中の辺の分母(?)に持ってきて を と考えると, で偏微分するんだから・・,あれっ,確かに になる! そうすると・・,前章で確か,変分と偏微分は入れ替えてもいい事が証明されていましたが,この場合も,替えて同じように考えてもいいという事でしょうか?
私も数学は苦手なので,いきなり と出てくると,ぱっと思い浮かばなかったりします.
私の思考方法はまどろしくって以下のように段階を踏みます. を考えます.
えーーと, の微少な変化を考えるのだから, が になったと考えて, を展開すると, になる. の項は微少の2次だから無視して,もとの値 を引いて,残った変分は になると. より .
ふう.大学時代はこんなこと考えている間に授業の説明はどんどん 進んでいってしまい,ついていけなかったなあ.
kenさん> う〜ん,なるほどー!わかったー!(^o^)/ やっぱり思い切って質問させていただいて良かったです! Johさん,kenさん,本当に有難うございました.m(__)m