こんにちは,takakoです.COさん,おこめさん昨日の質問の件,ありがとうございました.COさんのHP拝見しました.天文学を研究なさってるそうで….私も宇宙に興味を持っているので,いま勉強をしています.先輩,とても憧れています. それで,また分からないところが出てきて,質問したいんですが….
傾斜角αの斜面上を半径aの円柱(または球)が,転がって運動する場合,この物体に働く力を求めます.斜面上の質量Mの質量中心の運動方程式,質点の固定軸まわりの回転角φの運動方程式は次のようになります.
M(d^2x/dt^2)=Mgsin(α)-F M(d^2y/dt^2)=N-Mgcos(α) I(d^2φ/dt^2)=Fa
Iは慣性モーメント,Nは斜面への抗力を意味します.二つめの式の右辺は斜面への束縛条件から0となり,N=Mgcos(α)となります. ここで,円柱(または球)が滑らずに転がる場合,条件として
x=aφ
という式が立てられるそうです.どうしてこんな式が立てられるのか分かりません.教えてください.この式から,Fを求めています.
おこめです. >ここで,円柱(または球)が滑らずに転がる場合,条件として
>x=aφ
>という式が立てられるそうです. ヒントを言うと角度の定義を調べれば,すぐに分かります.
う〜ん・・・
あっ,分かりましたっ. 角度の定義より,弧の長さは,円の半径と角度に比例します.滑った斜面と転がった弧の長さは等しいので
x=aφ
この式は,角度と弧の比例式だったんですね.
おこめさん,またまたありがとうございました. この考えが間違っていたら訂正お願いします.
もう大丈夫そうですね. が「回転した弧の長さ」で, が「移動した距離」です. そして円柱(または球)が“滑っていない”というのは, 「回転した弧の長さ」と「移動した距離」が等しい という場合ですね.式で書いたら, になります.
これと同じように考えると, 「回転した弧の長さ」>「移動した距離」…回転しすぎ(空回りしている) 「回転した弧の長さ」<「移動した距離」…回転が不足(滑っている) という条件も考えられますね.
> COさんのHP拝見しました.天文学を研究なさってるそうで…. > 私も宇宙に興味を持っているので,いま勉強をしています. > 先輩,とても憧れています.
研究・・・と,とりあえず「勉強中」と言っておきます. (^^; 宇宙に興味ですか.もし将来的に天文学を勉強してみたいと考えているのでしたら,いくつかアドバイスができると思います.そのときはお気軽にメールください ;)
山本さん,ありがとうございました.全く滑らずに転がる場合と,完全に滑りながら転がる場合だけしか考えていませんでしたが,言われてみると,その中間もあるんですよね.う〜ん…運動の仕方は奥が深いです.