物理から外れた質問なのですが, 電気回路入門の良いサイトとか参考書を ご存知でしたら教えて頂けませんか?
天体の光を 屋上の望遠鏡のファインダー→CCDカメラ→ビデオキャプチャーボード →PC→(ftp)リモートPC という作業をすることになり,まず電源電圧を(100V→12V)に変換する 回路を作りたいのです. 市販のACアダプターを買えばよさそうなのですが, "そんなもん自分で作れ" と先輩に言われます.
回路に関しては中学生レベルなので, わかりやすいサイトまたは参考書とかないかなと思っています.
長くなりましたが,お願いします.
電源回路の設計には電圧だけじゃなくて,必要な電流容量がいくらかが問題です. 更に電圧精度はどの程度必要か.
方法は二種類. 電源トランスを整流して,それをシリーズレギュレータで安定化するか,AC を直接整流して,スイッチングコンバータで作るか. 後者の場合,スイッチングトランスを自分で巻く必要がありますし,前者なら何処かで都合の良いトランスを探してこなくては.
> "そんなもん自分で作れ"
多分,こんな事を平気で言う人は,本当の意味では理解してないんじゃないかな? 私は買ってきた方が良いと思いますよ.
> > "そんなもん自分で作れ" > 多分,こんな事を平気で言う人は,本当の意味では理解してないんじゃないかな? > 私は買ってきた方が良いと思いますよ.
私も全く同感です. コーセルの電源とか買ったほうが,自分で作るよりよっぽど「安く」できます.
スイッチングノイズを嫌う仕事だと思いますので,リニアタイプのものを使えば 良いと思います. 参考書は, トランジスタ技術増刊ハードウェア・デザイン・シリーズ 「実用電源回路設計ハンドブック」戸川治朗著 (1988年初版なので,まだ売っているかどうか) をおすすめします.
ちなみに,「CCDカメラ→ビデオキャプチャボード」ということは CCDカメラの出力はビデオ信号(正式には,たぶんNTSC)ですね. うーん,これで天体観測できるのだろうか?明るい天体ならまだしも, 長時間積分するような暗い天体には向いていないような気もしますが・・・.
最近はアマチュアでも天体写真にCCDを使うのが普通になっています. この場合,専用のCCDカメラ(結構高い)で長時間積分できますし, アナログ信号(ビデオ信号)に変換しないので画像もよいです. これはアマチュア天文雑誌(天文ガイド,星ナビなど)を読むのがよいです. バックナンバーまで探せば,特集記事もたくさんありますよ.