すいません,教えてください! 抵抗がそれぞれ5Ω・10Ω・30Ωの3本の導線を並列に接続し これに30Vの電圧をかけるとき,何Aの電流が流れるか.また合成抵抗は何Ωになるか.
1/R=1/5+1/10+1/30 これで求めたRが合成抵抗で,後はV=RIの公式に当て嵌めたら回路に流れる電流はわかるよ
でもまあもう少し考えてから投稿しましょうね…
はさむんさん,解説どうもありがとうございます. 合成抵抗の話は中学校の教科書に載っていますね. 二つの抵抗が並列につながれている回路を考えてみます.
<pre> I1 + I2 → ┌───────┐ ┌──┴───┐ │ ┃ ↑ ┃ ┷ ↑ R1 V R2 ↑ -┬- V I1 ┃ ↓ ┃ I2 │ └──┬───┘ │ └───────┘ ← I1 + I2 </pre> 並列接続の場合はそれぞれの抵抗にかかる電圧 (電位差) は 等しくなります.電流はそれぞれの抵抗にそって分かれてい ってしまいます(支流にそって分かれる川の流れみたいに).
分かれた電流を I1 と I2 とすると,もとの電流は I1+I2 です (これが回路全体を流れる電流).
オームの法則 V = RI から,V は変わらないので
V = R1・I1 , V = R2・I2
これから
I1 = V/R1, I2 = V/R2
回路全体の抵抗を R とすると,回路全体に適用した オームの法則 V = R(I1+I2) から
<pre> V V R2・R2 R = ──── = ────── = ───── I1 + I2 V/R1 + V/R2 R1 + R2 </pre> となって回路全体の法則 (合成抵抗) が求まります.
結局この手の問題はオームの法則以上の法則は含んでいません. とうことが言いたかったのですが, よけいややこしくなってしまいました.