たかひと さんの書込 (2004/11/01(Mon) 19:19)

床の上に質量３ｍの板Aがあり，その上に質量ｍの物体Bがあり，物体Bに糸をつけ，左方向に力Fで引っ張ります．F＝１．２ｍｇのとき（*）A，Bは一体となって床の上を滑り，F＝１．６ｍｇのとき（**），BがAの上を滑りだしました．Bと床との動摩擦係数をμ’１，AとBとのそれをμ’２とします．またｇは重力加速度です． そして，問題なんですが，F＝１．６ｍｇのときのAB間の静止摩擦係数を求めよ，なんです．普通，静止摩擦力って物体が静止しているときの力のつりあいから求めますよね？しかし解答を見ると，運動方程式に静止摩擦力をもぐりこませて解いてあります．運動中の物体には静止摩擦力は発生しないと思っていたのに，，， どなたか，この疑問に答えてはいただけないでしょうか？

おこめ さんのレス (2004/11/01(Mon) 19:31)

板A上の運動系では物体Bは運動していないから静止摩擦力が運動方程式の中に入ります．高校生ふうに言うと板Aの上から見たとき物体Bが動いていないからという説明ですかね？

たかひと さんのレス (2004/11/01(Mon) 21:16)

板Aに着目したとき，Bは動いていないということでしょうか？ **のとき，Bが或る加速度で左に運動するのはわかります．Aがチョット，，，イメージできません．もしかしてAって静止するんですか？

おこめ さんのレス (2004/11/01(Mon) 21:37)

（**）のときだったのかー．問題読み間違えました．すみません． これは（＊＊）のとき力がつりあっていると考えて最大の静止摩擦係数を求めるのかな？答え書き込んでください．わかりません．

たかひと さんのレス (2004/11/01(Mon) 22:02)

こちらこそ文章を簡単にしようとして記号使ってしまって申し訳ないです． 求める係数をμ，滑りはじめる瞬間のA，Bの加速度をaとすると，板Aの方程式は３ｍa＝μｍｇ−μ’1×４ｍｇ（４ｍｇはAに作用する垂直抗力です）物体Bのそれは，ｍa＝１．６ｍｇ−μｍｇです．それと，Bと床との動摩擦係数をμ’1と書いてしまいましたが，正しくはAと床です．すみません．

おこめ さんのレス (2004/11/01(Mon) 22:31)

やはり，”動き始めた”と言うことから判断してそのとき働く摩擦力を最大の静止摩擦力として解いているのでしょうね．

たかひと さんのレス (2004/11/01(Mon) 23:16)

ぱっと見た瞬間，静止摩擦力が含まれていて「ん？」と思ったのですが，*の時点でAは或る加速度aで運動しているがBは静止している，，，そして問題で扱っているのは静止していたBが動く瞬間（でも，静止していると考える）ということなのでしょうね．つまり，Aの運動にBの静止状態を組み合わせた！ということと考えるとクリアになってきました．

おこめさん，長い時間のお付き合いありがとうございました．

崎間@管理人 さんのレス (2004/11/02(Tue) 09:19)

おこめさん，たかひとさんお疲れ様です． 摩擦力が働く運動は少々ややこしくなりますね．

たかひと さんのレス (2004/11/05(Fri) 23:42)

崎間さん，おひさしぶりです．いつかの院浪人です．院受験，今年もだめでした．結果を知った後の１週間は本当にショックでショックで．こんな中途半端な気持とキャリアで就活に気が向くわけもなく，，，そんな僕が今は（不定期ですが）物理の勉強をしています．学部３回生まで勉強嫌いだった僕がなぜか苦手だった物理の勉強をしているのです．不思議です．院の勉強をしているうちに，数学や物理という完成された世界に魅せられてしまったみたいです．来年，３回目の院受験に挑戦するか，それはまだわかりません．周りの友達が就職していったため，焦りもあります．でも，それよりも今は自分の人生というものに気持のウェイトを置いています．世間に惑わされないように生きるというのはすごく大変だしチャレンジでもあると思います．自分の進む道と正直に向き合いたいと思っています．

崎間さん，また引越ししたんですね．つくばと言えば科学なイメージですね！NASDAの研究所がありますよね？研究頑張ってください！

崎間@管理人 さんのレス (2004/11/09(Tue) 09:22)

たかひとさん，お久しぶりです．つくば市のことはまだよく分かりませんが，研究所はたくさんあるようです．でも夜はとても暗いです（＾＾；僕の通っている研究所のすぐ裏がつくば宇宙センターです（NASDAはISAS，NALと統合してJAXAになっています）．見学もできるようなのですが，まだ行ったことはないです．

院試，うまく行かなかったようですが，それに向けてがんばったことは無駄にはならないはずです．僕も二回留年しましたが，そういった寄り道があったからこうしてWebサイトをつくることができました．周りから遅れている焦りはありますが，緊張感があって良い感じですよ．

> 世間に惑わされないように生きるというのはすごく大変だし
> チャレンジでもあると思います．
> 自分の進む道と正直に向き合いたいと思っています．

それは素晴らしいです！僕もそうありたいものです．