携帯の充電電池とかMDに充電電池,あれはどんな仕組みで回復するんですか? あと,充電してもすぐに電池がなくなるようになっていくのはナゼですか?
> 携帯の充電電池とかMDに充電電池,あれはどんな仕組みで回復するんですか?
充電,放電のできる電池は二次電池と呼ばれます.一番古いのは鉛蓄電池で,これは酸化鉛と硫酸の化学反応を利用して蓄電,放電を実装しています.ご質問の,携帯電話などに使用されている二次電池は,リチウムイオン電池ですね.これも化学反応を利用しています.放電では電流を流し,充電では電流を流されることによるエネルギーを化学エネルギーとして蓄えます.
化学反応というのがゴマカシっぽいので簡単に説明します.まず,電池として機能するということは,電流が流れるということです.電流を流すためには,電位差があればOKです.その電位差を生み出しているのが,電池です.
そして電位差は,酸化還元という化学反応によって生まれています.電流の流れというのは電子の流れのことです(ただし,電子の電荷は負なので,電流の流れと電子の流れの向きは逆になります).電池においては正極で還元反応,負極で還元反応が起こっています.逆に言うと,還元反応が起こるのが正極,還元反応が起こるのが負極になります.酸化が起こるのか還元が起こるのかは,その極に用いられる材料の電気陰性度によって決まります.
中途半端ですが,説明しきれないので終わりにさせてください(^^;; 電池については,高校2年くらいの化学で習うと思います.
【参考】
・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E9%9B%BB%E6%B1%A0 ・ http://www.maxell.co.jp/products/industrial/battery/li/
> 充電してもすぐに電池がなくなるようになっていくのはナゼですか?
メモリー効果現象のことでしょうか.
・ http://www.sanyo.co.jp/energy/inquiry/faq2.htm
が参考になります.
野外部さん,管理人さん,こんにちは.鉛蓄電池って,たしか今も自動車のバッテリーがそうですよね.鉛と酸化鉛が正負の電極だから,充放電に伴う,化学変化が可逆的なんでしょうか.でも数年も使ってると,何が劣化するのか寿命ってありますよね(特に夏だめになるような). >メモリー効果 昔,ニッケルカドミウム充電池式のひげそりを使っていたのですが,1回使うごとに,神経質に充電してたら,すぐ電力切れのピピッていう音がなるようになりました.今思えばメモリー効果だったんですね.最近の携帯電話もデジカメも,リチウムイオン電池だから”メモリー効果ないっすよー”と売り場の人が言ってました.
以前大学のゼミで聞いた話ですけどナス電池,燃料電池ってのが最近注目されているようですよ.燃料電池は水素と酸素があれば半永遠的に機能します.ナス電池は,,,分かりません.たしか2次電池の一種だったと記憶しているのですが,自信がありません.うーん
おこめさん>ナス電池は,,,分かりません ナスに銅板と亜鉛板を刺してつなぐと…というやつではなくて, NaS,つまりナトリウム−硫黄電池ではないですかね.
>ナスに銅板と亜鉛板を刺してつなぐと…というやつではなくて, >NaS,つまりナトリウム−硫黄電池ではないですかね. あ,そうですね.ありがとうございます.でも銅板と亜鉛板の話は僕してないですよ.
あと燃料電池も2次電池ですね.燃料を補給すれば機能し続けますから.あと太陽電池の機能を持たせる塗料が開発されたのを去年ぐらいにテレビで見た記憶があります.あれもすごいですね.建物,車,道などすべてこの塗料を塗って発電にまわせばかなりの電力を供給できるような気がします.話がずれてきました.すみません.
> ナスに銅板と亜鉛板を刺してつなぐと…というやつではなく あ,このナスって植物のナスを意図してたんですか.すみません,分からなくて