高校二年生です.五次方程式が解けないというガロアの 証明が知りたくて,このページで代数学を学習させて もらっています.質問についてですが,
『ガロア拡大とガロア群』の
[E:F]=|G(E/F)|⇒EはFの有限次分離正規拡大体
の証明で
f(x)を展開した時の係数はτ(α)の和と積で表現され ますがこれらは固定体Fの元になっているはずです.
とありましたが,これはどうしてでしょうか.
τはFの元をそのままに保ちますがFに含まれない 元については保存されるとは限らないので,τ(α)は Eに含まれるということ以外分りません.ですから f(x)の係数はEに含まれることはわかりますが Fに含まれることの理由とはなっていないのでは ないか,と思います.
TeX数式を駆使できず大変読みづらくなってしまいました. すいません. どなたかご教授お願いします.
5次方程式の解が解けないことの証明は「アーベル」によって証明されました.
『ガロア拡大体とガロア群(現在,ガロア理論)』の証明についてのご質問として解説を加えてみたいのですが・・以下のHPを参考にされると良いでしょう.
「ガロア体」から「ガロア拡大体」までの証明の基本となる前提について,具体的に分かりやすく解説されています.
体や環については,代数学の基本ですから・・証明してみるといいかも知れません.