大学1回生です.
で与えられる静電ポテンシャルがある.電場のx,y,z成分を求め,さらに,1辺がaで,頂点の1つが原点にあって,3辺がx,y,z座標の正方向に伸びている立方体がある.この立方体内部に含まれている全電荷を求めよ
という問題なのですが, で,全電荷を求めるには,積分形のガウスの法則 を用いるような気がするのですが,どうすればよいかわかりません.
どうすればよいのでしょうか.
お書きになっているように,「積分形のガウスの法則」を実行すれば良いとおもいます.
電場がx軸方向にしかないので,立方体の表面のうちで「yz面を持ち,かつ,(x=-a/2)と(x=+a/2)の面」での積分だけを考えれば十分ではないでしょうか.
他の面の法線は,電場と垂直になります.
他の面というのは,x=aや,x=a/3といったものも含んでいるのでしょうか.
これらの面の法線も電場と平行になると思うのですが・・・
あ,立方体の中心が原点かと勘違いしていました.
>1辺がaで,頂点の1つが原点にあって,3辺がx,y,z座標の正方向に伸びている立方体がある.
という意味では,「x=0でのyz面(0<=y<=a,0<=z<=a)」と「x=aでのyz面(0<=y<=a,0<=z<=a)」で良いですね.
なお,この場合の面積分は立方体表面で,内部から外部に向かった法線( )と,その表面での電場( )との内積の積分ですよね.
「x=0でのyz面(0<=y<=a,0<=z<=a)」と「x=aでのyz面(0<=y<=a,0<=z<=a)」 だけでよいのでしょうか?立方体内部ということは,0<=x<=aのyz面を考えなければならないのではないでしょうか?
そして・・・肝心のEを求める式が分かりません・・・
>立方体内部ということは,0<=x<=aのyz面を考えなければならない
これは誤解です.もともと,微分形式のガウスの法則は;
と記述されます.
これを,考える領域について体積分しますと,その結果右辺はその領域内にある電荷を意味します.他方,左辺は,「ガウスの発散定理」により,その領域の表面積分になります,それが「No.26140でお書きになった積分形式のガウスの法則」で,あくまで「考える領域の表面」に付いての面積分です.
もう一度,電磁気かヴェクタ解析の本をお読みになることをお勧めします.
また >肝心のEを求める式
ですが,
で,これも,すでにご自分で算出されているのでは?