学部生3年です.
一般相対論に苦戦しています.
参考書として「一般相対性理論 内山龍雄著」を読んでいて,共変微分の交換関係からリーマンテンソル を定義する,というくだりのところで困っています.
「その参考書があなたのレベルに合っていない」と言われたらその通りです.すいません.
を任意の反変ベクトル場として,これを2回,共変微分します.ナブラは共変微分を表します.
,
について対称な項
この3行が参考書には書いてあるのですが,問題は2行目の式です.
2行目の第1項,第5項はもちろん
の交換に対して不変だということがわかるのですが,第3項が
の交換に対して不変だということが理解できません.
この第3項が
について対称となっていることをどなたか証明お願いします.
よろしくお願いします.
添え字が多くて大変ですね.
本当は実際に計算するべきなのですが,大変そうなので気付いた部分だけ指摘させてください.すみません.
2行目の2項目ですが, は場所の関数なので,これも微分の対象になります.ですから,2項目は
と二つの項が出てきます.これと3項目とがセットで対称になるということではないのでしょうか?
旅行者さんが指摘されている通りだと思います.
具体的には
第2項+第3項
となり,右辺の第2項と第3項をひとまとめにして考えると,これは
の交換に対して不変ですね.