はじめまして,るんるん(大学3年)といいます.
「量子力学を学ぶための解析力学入門」の演習問題4(7)で, q,pをそれぞれ一般化座標,一般化運動量としたとき, q[i]→Q[i]=Σ[j=1,n]a[i,j]q[j] (a[i,j]は正則行列Aの(i,j)成分) P[i]→p[i]=Σ[j=1,n]a[i,j]P[j] という変換(q,p)→(Q,P)は正準変換である.と,書かれているのですが, Q=Aq,P=A^(-1)pで (A^(-1)はAの逆行列)(q,p)から(Q,P)への写像Fを定義すると Aが対称行列でなければ,(∂F/∂z)'J(∂F/∂z)≠J(z=(q,p))となり,この 変換は必ずしもシンプレクティック変換とはなりません. 正準変換≠シンプレクティック変換なのでしょうか? 基本的な質問かと思いますが,よろしくお願いします.
私も同じ本(第8刷)を持っていたので確認したのですが,ここは誤植ですね. 少し記法は変わりますが, として母関数を のように取ると以下のようになりました.
数式掲示版は初めて利用しますが綺麗に表示されて楽しいですね.