質問です.
最大目盛りが1[A]の直流電流計に抵抗50[Ω]を直列接続して直流電圧計を作る. この電圧計は何Vまで測れるか?という問題なのですが,
これって答えは,V=50[V]ですか? 自分の回答に自信がないので・・・ どなたか回答よろしくお願いします.
なぜ,50Vといえるのでしょうか?
電流計の測れる最大の電流を流すとすると1Aなので, この直列接続のところはV=RIよりVmax=50Vの電圧がかかっていて, 電圧計は並列つなぎじゃないとダメなので,並列になっている電圧計にも 50Vがかかるから. という答えに行き着きました.
電流計の内部抵抗はなぜ無視できるのでしょう?
あ,すいません. 電流計の内部抵抗は0Ωです.
問題にそう書いてあるのですか?
実際,電流計の内部抵抗はゼロではないのですが,非常に小さいのでよほど精密にするのでない限り,50Ωに対して無視できるわけです.このことが,この問題のポイントですね.
お考えの通りで大丈夫だと思います.
ありがとうございました. すいません,もう一つ疑問に思ったんですが, 電圧計は絶対に直列つなぎにしてはいけないのですか??
>電圧計は絶対に直列つなぎにしてはいけないのですか??
そんなことはないと思います.たとえば,電源の電圧をはかるのに,抵抗など何もつながずに直接電源の端子につないで測定しますよね?要は,回路の2点間の電位差をはかるのに,その部分に対して並列につながないと測定にはなりませんよ,ということだと思います.電流計に比べて,電圧計は大きい内部抵抗が入っていますから,測定範囲にある程度気をつければ大丈夫です.
横から失礼します.
>ずっと電圧計=並列つなぎだと思ってました;
ちょっと勘違いされているように思います.
電源の電位を計りたい(特に無負荷で)場合なら,電源に対して並列に電圧計を接続する訳ですね.
#例えば,ACコンセントに「交流のテスタ」を接続するような時です. #一見は,端子に対して直列ですが,....,絵を書けば交流電源に対して並列です.
他方,回路の中のある素子の動作中の電位を計測したければ,「その素子に並列」に電圧計を接続します.もし,この場合,「その素子に直列」に電圧計を接続すれが,電圧計の内部抵抗の分だけ回路動作が大幅に違ってしまいます.
そもそも大雑把にいえば; ・電流計:内部インピーダンス〜0,計りたい部分に直列に挿入. ・電圧計:内部インピーダンス〜大,計りたい部分に並列に挿入. ですね.