マクスウェルの方程式

マクスウェルの方程式

初心者 さんの書込 (2009/09/24(Thu) 08:33)

残りの3つの式は微分系のガウスの法則と電磁誘導の式ということですが \nabla\times H-\frac{\partial D}{\partial t}=i はどのようなことを表している式なのでしょうか. お願いします.

Re: マクスウェルの方程式

mNeji さんのレス (2009/09/24(Thu) 10:24)

お書きになった式のうち一部はアンペールの式;

\nabla\times \bm{H}=\bm{i}

ですね.

また,次の項は,変位電流と呼ばれます.

\frac{\partial \bm{D}}{\partial t}

電磁誘導の式と比べると対称性がある事が判ります.歴史的にも電磁誘導の式から予測されたとおもいます.

コンデンサに高い周波数の電流がながれると,電極間に静電誘導で電荷がたくわえられるだけでは済まず,電極間に変位電流がながれ,その電流の廻りに回転磁場が生じることになると読めると思います.

この式と電磁誘導の式のお蔭で,真空中に電磁気の波が伝搬出来る事になる訳ですね.

詳しい事は,教科書をよくお読み下さい.