近似計算の質問になるのですが, eのt乗が,tがものすごい小さい時に, 1+tになる理由を教えてください. 計算過程でいいです.お願いします.
(1+ε)のm乗が,εが1よりずっと小さいときに 1+mεになる近似を用いて求めることは可能ですか?
元々無理なら仕方ないのですが・・・・.
Taylor展開は入りだけ少し教えてもらいました.
横から失礼します.
> eのt乗が,tがものすごい小さい時に,1+tになる理由を教えてください.
この質問は二つの答え方がありますが,そのうち一つはgokさんが示されたので,もう一つの方.
そうなるように の値を決めたからです.
は計算すると2.71828..となります.これをNepia数と呼びます.
gokさん,toorisugari no Hiroさん. ご指導ありがとうございます.
お二人の意見を参考いたしまして, やってみたいと思います. 急な質問に対応していただき感謝いたします.
……よく見直すと,我ながら大変不親切な説明でしたね^^; お節介かも知れませんが補足しておきます.
関数 が,ある一定の条件を満たすとき, を次のように無限べき級数で表現することができます.これを のTaylor展開といいます.
また,特に として表現した場合,これをMaclaurin展開といいます.
ここで, については, の値によらず常に
が成り立つので, のMaclaurin展開は次のようになります.
よって, が微小であるという仮定を用いて 以上の項を無視すれば(1次近似),
が得られます.
関数のMaclaurin展開(と,その1次近似)は,他に次のようなものが有名です.高校物理でもお馴染みのものばかりです.
gokさんが補足されたので,私もちょっとだけ補足.:-)
> そうなるように |599d333100765b320fed1ae0fe486c0e| の値を決めたからです.
高校では の における微係数が1になるように を定義したと思いますが,おなじ事です.
つまり, が成り立つなら
が成り立ちます.逆は, から導けますね.