全微分の言葉の定義や式を見ても全くわかりませんし,イメージがわきません.文系の人でもわかるように説明して頂けたら幸いです.
絵も載ってるのがあると思うが,絵を見てもわからなければ絶対わからんわ. 検索すれば,いくらでも絵がついたやつがあるぞ. それでもわからないならあきらめな.
を「微分」と普通いいますね
でも,正確には, は微分商あるいは導関数というべきものであり,「微分」とは ,つまり微小に離れた場所での関数の「差」を指します. # 例えば とすれば, の2乗以上の項は小さいと無視して, ですね.
ですから導関数は二つの関数/変数の微分(微小な差)の比になります. # 例えば とすれば, ですね.
全微分とは以上の考えを2変数以上の関数に拡張したもので,たとえば,2変数関数 の微小に離れた場所での「差」
などを「全微分」とよび で表します. # 例えば とすれば, ですね.
「全微分」とは微小に離れた場所での関数の「差」です.
なぜ,「全微分」を考える必要があるかの説明には,偏微分を導入しなければいけないので,略します.
ただ,覚えておくと良いことは,全微分は微小な量ですが,微小な量が常に全微分(=何かの関数の差)になるわけではない(1変数以外)ということです. # となるような は存在しません.