変形オイラーの方程式における重積分の扱いについて

変形オイラーの方程式における重積分の扱いについて

YAS_YAS さんの書込 (2009/07/12(Sun) 15:14)

はじめまして,YAS_YASと申します.m(_ _)mペコ

某社の技術職をしています. 数学が苦手なので,このサイトでいつも勉強させて頂いております.

この数日間, googleなどのネット情報,本屋,図書館など考えられる限りの文献を 当たってみたのですが,解決の糸口が見つからないので投稿させて頂きました.

悩んでいる問題ですが, このサイトの「物理数学/変分法2」で取り上げている 「色々な変形オイラー方程式」の7番です

この項では,それまで1つだった独立変数を2つに拡張した場合のオイラー方程式を 扱っており,汎関数を次式としてしています.

I \equiv \int_{a_2}^{b_2}\ \int_{a_1}^{b_1}f(x_1, x_2, u, u_{x_1}, u_{x_2}) \mathrm{d}x_1\mathrm{d}x_2

ここで, x_1,x_2 が独立変数で, u は従属変数です.

u の微小な変化を, 任意の微小量 \epsilon と任意の関数 \eta(x_1,x_2) を使って

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としているので, ux_1,x_2 による偏微分 u_{x_1},u_{x_2} も従属変数になります.

汎関数の<tex?epsilon</tex> による微小変化を使って,停留値問題に持ち込んでおり

\frac{\partial I}{\partial \epsilon} =\int_{a_2}^{b_2}\ \int_{a_1}^{b_1}\left(\frac{\partial f}{\partial u}\ \eta+ \frac{\partial f}{\partial u_{x_1}}\ \eta_{x_1}+\frac{\partial f}{\partial u_{x_2}}\ \eta_{x_2}\right)\mathrm{d}x_1\mathrm{d}x_2 = 0

として,右辺の第二項,第三項を x_1,x_2 で部分積分する流れになっています.

ここまでは従来通りの流れなので,ついていけたのですが, 重積分の部分積分をした次の式で,わたしの理解が破たんしました. (重積分の部分積分をした経験はわたしにはありません)

\left[\frac{\partial f}{\partial u_{x_1}}\ \frac{\partial^2 \eta}{\partial x_1^2}\ \right]_{a_1}^{b_1}+\left[\frac{\partial f}{\partial u_{x_2}}\ \frac{\partial^2 \eta}{\partial x_2^2}\ \right]_{a_2}^{b_2}+\int_{a_2}^{b_2}\ \int_{a_1}^{b_1}\left\{\frac{\partial f}{\partial u}-\frac{\mathrm d}{\mathrm x_1}\left(\frac{\partial f}{\partial u_{x_1}}\right)-\frac{\mathrm d}{\mathrm x_2}\left(\frac{\partial f}{\partial u_{x_2}}\right)\right\}\ \eta\mathrm{d}x_1\mathrm{d}x_2

まず,第一項の中身ですが,従来ならば

\frac{\partial f}{\partial u_{x_1}}\ \eta

のように,右側の項は積分された形になり,第三項の

-\int_{a_2}^{b_2}\ \int_{a_1}^{b_1}\frac{\mathrm d}{\mathrm x_1}\left(\frac{\partial f}{\partial u_{x_2}}\right)\ \eta\mathrm{d}x_1\mathrm{d}x_2

\eta に対応しなければ, 後で \eta について括りだせないはずです.ところが実際は

\frac{\partial f}{\partial u_{x_1}}\ \frac{\partial^2 \eta}{\partial x_1^2}\

のように,逆に x_1 でさらに偏微分した形になっています.

また,積分範囲が x_1 の範囲だけで,

\left[\frac{\partial f}{\partial u_{x_1}}\ \frac{\partial^2 \eta}{\partial x_1^2}\ \right]_{a_1}^{b_1}

のようになされているのですが,このとき x_2 側の積分範囲の扱い はどうなるのでしょう? 項自体は定数になるはずなので,項中の x_2 には a_2,b_2 の値が何らかの形で入るはずと思われるのですが, [\ ] 内は1項しか存在してないので, a_2 を代入した項, b_2 を代入した項と分かれているいるわけでもないようです. また,単に (b_2-a_2) という係数が掛けられているわけでもないので どのように扱われているのかもわかりません. 右辺,第二項についても同様のことが言えます.

調べた文献では, 境界条件としてあらかじめこの [\ ] の項が消去されているか, まったく触れずに,消去されているかのどちらかで取り付く島がありませんでした. そもそも,端点が固定されていても <tex>eta<tex>の端点における 二階偏微分の値が0になる保証はないと思うのですが.

以上,長文となってしまって恐縮ですが, 質問の究極部分は

『重積分の部分積分の仕方をご教示ください』

ということになりますが,以上に挙げた疑問点も加えてまとめると

  1. [\ ] 内の右側の項 \eta の形が異なるのはなぜか?

2) [\ ] の積分範囲は1つの独立変数のものだが,もう片方の扱いは? 3)端点を固定しているという境界条件だけでは, [\ ] を0にするには無理がないか?

ということになります.

ご教示のほど,よろしくお願いいたします.m(_ _)m

Re: 変形オイラーの方程式における重積分の扱いについて

YAS_YAS さんのレス (2009/07/12(Sun) 15:32)

スイマセン,YAS_YASですが,

はじめてなもので,文章のあちこちが間違えている上に, パスワードを設定し忘れて,削除も出来ない状態になってしまいました.

改めて投稿したいと思います.

管理人様へ お手数ですが,本記事を削除して頂けるとありがたいです.

以上,よろしくお願いいたします.