毎度すみません.自分の無知さに遺憾ですが,
ベクトル解析に平行して,電磁気学も現在学んでいます.
式の一部なのですが,
以下の式で,領域の広がりを0にする極限,ΔV→0を考えたとき,
?ρ*ΔV=∫ρdVと出てきたのですが,どのように解釈すればよろしいでしょうか? 公式としてもよいでしょうか?
自分なりに解釈したのですが,微小にすることによって,連続性を持たせているからなのでしょうか?
>微小にすることによって,連続性を持たせているからなのでしょうか?
イメージとしてはよろしいのではないでしょうか. 定積分の定義として,和による定義というのがあります.
>?ρ*ΔV=∫ρdVと出てきたのですが,
ほとんど定義といっていいのではないでしょうか.
インテグラルはそもそもΣと同じ文字らしいです.
たしかに,それぞれの式の意味を考えてみると,同じですね. さまざまな表記ができて数学ってすごいなと思いました.
ありがとうございました.
横レスですが,気になったのでちょっと発言します. >>微小にすることによって,連続性を持たせているからなのでしょうか? 連続性という言葉をどういう意味で使っているかによりますが,いわゆる,微積分可能な前提条件としての連続性という意味で用いているのでしたら,連続性は初めに与えられるべき条件ですので,考えている対象が連続性があるものなら微小にしても連続性がありますし,対象が連続でなければ微小にしても連続性はでてきません. 数学迷い人さんが質問されている場合のVに関しては,一塊の空間でしょうから,元より微積分的な意味での連続性はあると考えていいでしょう.
それで,本題 >>領域の広がりを0にする極限,ΔV→0を考えたとき, >>?ρ*ΔV=∫ρdV・・・・・・・【T】 についてですが, Yokkunさんのリンク紹介で問題ないと思いますが,補足しておきます. 積分のイメージとしては,Yokkunさんのレスの下から2行目の数式と対応するグラフのイメージが適当であり,ライプニッツの頃などはそのように概念形成されていったらしいです.
ところが,厳密な積分の定義,すなわち【T】の原理(証明)は,その下から2行目の数式ではなく,紹介されてるリンク先の説明くらいは必要なのですが,その全文をあえて簡略に説明すれば,以下のような意味になります. 青い領域Δxiを,Δxi内でfが最大になるよう伸ばした場合と,最小になるよう縮めた場合の2通り作ります.つまり図の場合は,左端xi-1と曲線の交点に伸ばしたもの,右端xiと曲線の交点まで縮めたもの,の2つです. その時の棒の頭のyの値を,それぞれ”fxi(上限)”,”fxi(下限)”と名づけます. すると, ?fxi(上限)*Δxi>?fxi(下限)*Δxi になるのはわかりますよね.もっというと, ?fxi(上限)*Δxi>?fxi(ξ)*Δxi>?fxi(下限)*Δxi・・【B】 です. Δをもっと細分していけば, 【B】の3つの値の差は縮まっていきます(連続ならば). そして, ?fxi(上限)*Δxi=?fxi(ξ)*Δxi=?fxi(下限)*Δxi となったとき,『f(x)は[a,b]で積分可能』と判定され,ここで,初めてインテグラルの式とイコールで結ばれます.
先に言いましたが,細分すれば連続になって積分可能になるわけではありませんのであしからず.
上のNo.23801,訂正です(キー無しで修正できないです.次から気をつけます.)
>>Vに関しては,一塊の空間でしょうから,元より微積分的な意味での連続性はある >>と考えていいでしょう.
連続性に関係あるのはVというより非積分関数でした.上の個所は無かった事にしてください.
(あと,もし他にも変な間違いありましたらご指摘おねがいします.)