連続体の変形を考える上で,uを変位ベクトルとしたとき, divuは体積変化率を意味するそうですが (筑波大学物理学系谷口伸彦先生物理学B3講義ノート(2004年度)P40(PDF)を参考にさせていただいています), divuは歪みテンソルと同意と思っていました. 体積変化率と歪みテンソルの違いはどこにあるのですか?
また,rotuにはどのような意味があるのですか? これも歪みテンソルとは違うのですか?
物理的な意味が捕らえきれないため,先に進めず困っています.
どなたか助言をいただけないでしょうか.よろしくお願いします.
変位ベクトルを としたとき, は
となるスカラです.その値は,微小な直方体の各頂点が で変位したときの体積の増分比を表します.
は
となるベクトルです.その値は,微小な直方体の各頂点が で変位したときの,平均化された回転角度(の2倍)を表します.(ベクトルの方向は回転軸に平行です.)
テンソルとスカラとベクトルはそもそも違う量です. まずはベクトル解析から勉強してください.
発散と回転の物理的な意味は「物理のかぎしっぽ」を始まりとしたさまざまなサイトで紹介されています.
等々・・・・・ いろいろとインターネットで検索すると情報が得られますよ.
私もベクトル解析に関する知識はインターネットから得ました
toorisugari no Hiroさん,リモコンさん,ありがとうございます.
今もベクトル解析について見直しているところです. 一冊の教科書だけでは理解できなかった所が,インターネットの情報で同じような内容をいろいろなサイトで確認して,物理的意味がつながってきました.
ありがとうございました.