根本的な理解が足りないこと,実感しました. 一歩ずつ確かめていきます.
まずは,ベクトル解析なんですが,
ベクトル場A(x,y,z), スカラー場f(x,y,z)の時, ?fA ?∇f ?∇・A の計算はどのように行っていきますか?
自分の計算での答え ?(x^2,y^2,z^2) ?(1,1,1) ?3
>根本的な理解が足りないこと,実感しました. >一歩ずつ確かめていきます.
とても素晴らしいアイデアだと思います.じっくりと進めて下さいね.
ベクトル場:
スカラー場f(x,y,z)
の時,
? fA :結果はベクトル
![f(x,y,z)\vec A(x,y,z) &= f(x,y,z)[A_x(x,y,z)\vec e_x +A_y(x,y,z)\vec e_y +A_z(x,y,z)\vec e_z]\\&= f(x,y,z)A_x(x,y,z)\vec e_x +f(x,y,z)A_y(x,y,z)\vec e_y +f(x,y,z)A_z(x,y,z)\vec e_z](http://hooktail.maxwell.jp/bbslog/9f5b0216468f8294929119a674baa125.png)
? ∇f:結果はベクトル

? ∇・A:結果はスカラ

具体例は,ベクトルやスカラ関数を具体的に示して戴いてからにします.
一つ一つ丁寧に見ていくとわかりました.
gradのベクトルを成分表示から,数式にしていますが,
(δ/δx , δ/δy , δ/δz ) ↓ (δex/δx+δey/δy+δez/δz )
この変換は,それぞれの単位ベクトル(基本ベクトル)を使ってるからいいんですよね?
>gradのベクトルを成分表示から,数式にしていますが,
私は成分だけを行ベクトルや列ベクトルで表示するのは好きではありませんが;

注意する点は,
は三つのスカラ関数が並んで1行*3列の行列を示しているのであって,三つのスカラ関数の和,
では無いことです.
スカラ関数の勾配(grad)は,その名称から判る様に,スカラ関数の変化の方向と強さを示すものです.偏微分演算子,
などを成分とするヴェクトル型の演算子,ナブラ(nabla);

をスカラ関数f(x,y,z)に作用させると,f(x,y,z)の勾配(grad)が出来ると考えます.これをベクトル場と同様に,1行3列の表現にすれば,

となります.
#私は,通常のユークリッド空間に出て来るベクトルAを表示する為に,ボールド体をつかうより,Aの上に「→」を付けるのが好きです.
#ですから,ナブラ演算子も逆三角形(このギリシャ語がナブラだったと思いますが),「
」だけにしないで「
」としています.