慣性モーメントI,半径Rの滑らかに回転する滑車を通して,ひもの一端には質量Mのおもりがついて,もう一端にはばね定数Kのばねが付けられ,ばねのもう一方は地面に固定されている.おもりをつりあいの位置から長さaだけ引っ張り静かにはなしたとき,単振動するがそれを証明しろ. という問題なんですが,答えがないんです. 先生に聞いても答えが少し違うと言われるだけで・・・.
僕の答えは −kx=(I/Rの2乗+M)xの2階微分 なんですが何が間違っているかわかりません. おしえてください.
運動方程式はあっているように思いますが. まさか,問題のKとkの違いとかではないでしょう?
ちゃんと単振動の標準形と比較しろとか, 単振動解を出せとか, または,エネルギー保存を単振動一般と同形に書くとか,
ちゃんと証明の形にしなさい,ということでは?
「x」の定義がハッキリしていませんが,おもりMと滑車がともに静止していて,おもりMとバネが釣り合っている所を座標原点とし,下方に向いておもりMの座標をxとすれば,お書きになった運動方程式で良いと思います.
このような問題の時には,滑車とおもりの間の張力を導入して, ・おもりの運動方程式 ・滑車の角運動量方程式 ・ひもと滑車が滑らない条件 を書いてから,張力や滑車の回転角度などを消去する方が,間違いないと思います.
なんとなくです. >Yokkunさん,mNejiさん 横から失礼.教えてください. 問題文に地面とあるので,運動方程式には,鉛直面内の運動だと重力加速度gが出てきそうですが,私が何か勘違いしてるのでしょうか?
なんとなく さん,
>鉛直面内の運動だと重力加速度gが出てきそうですが
私も最初は錘に対する重力項を考えたのですが,座標原点を,全てが静止してバランスを取っている点と定義すれば,「錘に対する重力項」は「バネの静止バランスでの伸び」に吸収されると思いました.
これから庭仕事の材料購入で出かけますので失礼します.
>mNejiさん
お忙しいのに早速お返事有難うございました.平衡点からのずれという意味で,単振動の本質的な部分でないということですね.了解しました.ではもしかすると,先生の指摘は,ちゃんと解ける運動方程式を望まれているのかも知れませんね.問題の意図が奈辺にありや,ということでしょうね.
>「錘に対する重力項」は「バネの静止バランスでの伸び」に吸収されると思いました.
つりあいの位置を原点にして,下向きに 軸をとると, ですね.もしくは,ポテンシャルエネルギー で,第2項が定数でおちます.