今日,化学的な実験の事故例を調べて原因を考察するというレポートが出ました.化学的な実験で事故経験のある方,有用なサイトを知っている方は教えてもらえればありがたいです. 化学については全く分からないので信用できるページかどうか判断できないので書き込みました.化学的な実験なので物理実験でも化学反応による原因の事故例を知っている方,経験した方は書き込みお願いします.
物理学のページにこんな書き込みしてすみません.
「科学安全管理論」という授業で同じ様なレポートをやったことあります. いま資料を持っていないのでちょっとあやふやですが,事故例を一つ.
【液体窒素による窒息死】 | 大学の実験室で液体窒素の入った容器が転倒し, | 気化した液体窒素により酸欠.2名死亡. | 容器が倒れた原因は不明だが,一説では | 実験室内の温度を冷やそうとしたためと言われている.
です.酸欠状態になると思考力・判断力の低下, 筋力の減少,呼吸停止,けいれん発作,死へとつながります. 密閉された空間での液体窒素の使用はなるべく避け, 保存容器を転倒させないようしっかりと固定しておくことが大切です. もし倒してしまった場合は,すみやかに換気を行いましょう.
# なんだか変な文章になってしまいました(^^;
崎間さん,たびたび返信ありがとうございます. ところでそのようなレポートと作るときどのような方法で資料を集めました? やっぱり新聞とかですか?なんとなく新聞の記事の場合大まかにしか分からないような気がするので(気がしているだけかもしれません). できれば事故例の報告書(などを集めたもの)が欲しいのですけど入手方法とか知りませんか?
>酸欠状態になると思考力・判断力の低下, >筋力の減少,呼吸停止,けいれん発作,死へとつながります. >密閉された空間での液体窒素の使用はなるべく避け, >保存容器を転倒させないようしっかりと固定しておくことが大切です. >もし倒してしまった場合は,すみやかに換気を行いましょう. これは,今日の講義の高圧ガス取り扱いについての講義で聞きました.不燃性のガスは恐いですね.今日まで液体窒素は低温やけどするから恐いと勘違いしてました.むしろ窒息死のほうが重視すべきですね.
検索エンジンかえたらいろいろ大学などのホームページに載っていることが分かりました. データベースとしては『国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部』が作成した化学物質による事故例についてのものを発見しました. これらの資料は信用のできると思うのでこれを参考にレポートを書こうと思います.ホントにどうもありがとうございました. 以下のURLでデータベースを見ることができるので見たい人は見てみてください.
うろ覚えですけど,崎間さんが書いた事故は,たしか北大で起きたんじゃなかったかな?と思います. 夏場で暑かった為に,冷やすために液窒を使った,と聞いたことがあります.
会社でヘリウムを使った時には,「声が変わるガスとして有名だけど,窒息の恐れがあるので遊ばないでください」ってお知らせを出したことがあります.
「化学物質による事故事例のデータベース」,面白いですね(面白いなんて言うと不謹慎ですが(^^;)).
違う結果を求めて,違う検索エンジンを見に行っているのに,両方とも「powerd by Google」と出て,全く同じ結果が出ると,「(今の結果を出すのに費やした)時間を返せ!」って思ったりします.
おこめさん,こんにちは.中学のとき(某不良中学)化学部の実験で 塩化ナトリウムに硫酸をかけて塩化水素を作る実験をやっていたら(確かそれだと思ったのですが・・.今から思うと何でそんな事やったのかわかりませんが),分量を間違ったのか,塩素ガスができて比重が重いもんだから,机の上を緑色の気体が妖怪人間のイントロみたいに這っていったのを覚えています.ああ,話には聞いていたけど,本当に塩素って緑色なんだなあ,と.単なる毒ガス工場でした(今から思うとゾッとします).それからつまらないことで恐縮なのですが,低温やけどは比較的低い温度(あったか〜い温度)でおきるもので凍傷ではないです.でも私もつい言っちゃいそうです(^_^;)
やかんさんへ >低温やけどは比較的低い温度(あったか〜い温度)でおきるもので凍傷ではないです. なるほど,そうなんですか.凍傷は血液中の水分が凝固することで膨張し,血管を突き破るからあんなふうに赤くなるようですね.凍傷も低温やけども同じようなものだと思っていました.ようは血行が悪くなって細胞が壊死するのが低温やけどで,上記のように表面の毛細血管が破裂するほどの低温にさらされ,細胞が壊死するような場合は凍傷と呼ぶのでしょう(勘で話しています).
>塩化ナトリウムに硫酸をかけて塩化水素を作る実験 この反応さえ僕にはちんぷんかんぷです.高校生のころから化学と聞いただけで思考が停止してしまうんですよね. 今年の1学期に主に化学を専攻する1回生が履修する〔化学概論〕という講義を受けたのですけどもいきなりシュレーディンガーの方程式が出て,次に分子軌道法などの話も聞かされました(その話がやらないほうがましだと思うほどアバウトなのに1回生の方々は納得した様子でした.化学系の学生の頭はどんな構造になっているのだろう?). 同時に量子力学を履修していたのでやり方の違いから拒絶反応を起こしてしまい,余計に化学がこわくなってしまいました.
あまり関係のない発言をしてしまってすみません.
>塩化ナトリウムに硫酸をかけて塩化水素を作る実験をやっていたら >今から思うと何でそんな事やったのかわかりませんが)
2NaCl + H2SO4 → 2HCl + Na2SO4ですね. たしか高校で「不揮発性の酸と揮発性の酸の塩から揮発性の酸を生成する反応」 として習った気がします.
>分量を間違ったのか,塩素ガスができて比重が重いもんだから, >机の上を緑色の気体が妖怪人間のイントロみたいに這っていったのを覚えていま うーん,加熱しすぎて濃硫酸が熱濃硫酸(酸化剤)として反応をしたのでしょうか… だとすると2NaCl + 2H2SO4 → SO2 + Cl2 + 2H2O + Na2SO4 でしょうか.亜硫酸ガスまで生成してますね.^^
おこめさん,すみません.私,医療関係が専門なんて偉そうなこと言った割に,皮膚科のこと良く知らなくって(ええっ!).よく皮膚のイボとるのに水筒に入れた(こぼさないようにしないと・・)液体窒素で冷やした綿棒を押し当て(拷問みたい),人工的に軽い凍傷をおこさせ,治療する方法があります.イボはウイルス性のものが多いですが,零下の温度で表面の組織が一瞬に凍結,ウイルスごとこわれるんでしょうね.本物の凍傷では血管まで冒されるとかなり重症で,後遺症ありえ,切断も必要になるとか(おおこわ).低温やけども見かけ以上に皮下組織が熱損傷してることがあり,なかなか傷が治らず手術が必要なこともあるらしいです.実は下記のページの受け売りです.今度皮膚科の先生にちゃんと聞いておきますね.
Dr.StrangeLabさん,反応式を教えていただき有難うございます.ううっ, 亜硫酸ガスまで・・.(_)今ならきっと新聞沙汰です.ところで,もうひとつ思い出したのですが,やっぱりその中学で,文化祭で化学マジックをやるとか言い出した奴がいて(私なのですが),二硫化炭素と四塩化炭素を混ぜて手のひらにのせて火をつけると熱くない炎が手で燃える,というのを顧問の先生に提案したのですが,先生は聞くなり”両方劇薬だな・・”と,でもここで引いては理科教師のコケンに関わる,と思ったかどうか知りませんが,ご自身でやってくださいました.あまりはっきり覚えてないのですが,確か炎が見えたような・・,それよりガスを吸ってこわもての先輩が喘息の発作をおこし,”だれか早く,早く窓をあけてー!”という声が今でも耳に残ってます.これを読まれた中学生は絶対マネしちゃいけませんよー(するもんか!).実験は指導教諭の監督下でやりましょう(ハーイ)
液体窒素の事故は,北大でしたね.エアコンの不調だったとか.
> ところでそのようなレポートと作るときどのような方法で資料を集めました?
僕は授業や講習で聞いたものからつくりました.それにしても,おこめさんが見つけたデータベース,いいですね.今後参考にさせてもらいます.