時速100kmで走る電車の中を時速4kmで歩く人がいたとして,その人を外から観察すれば,その人は時速104kmで移動していることになりますよね?
じゃあ,時速100kmで走る台の上に時速100kmで走る台を乗せて,さらにその上に時速100kmで走る台を乗せて…と延々と繰り返して最後にその上に乗れば,その人は高速を超えるんじゃないでしょうか?(汗
特殊相対論でよく例に出される問題ですね. 結論は光速は超えません.
で動く台Aと,それに対して で動く台Bを考えると,地上からみたBの速度 は
となります( は光の速度).(1)は変形すれば
となり,wは光の速度を超えられないことが分かります.
なぜ合成速度は ではなく(1)になるのかは特殊相対論によるものです.
合成速度はw=u+vにならないのですか… 知らなかったです では,100km/hの電車内で4km/h歩く人は,厳密にいえば104km/hではなかったってことですか おそるべし特殊相対論! すっきり解けました.ありがとうございましたm(_ _)m