ラグランジュ方程式を変分を使って導出する方法がありますよね? 物理量 について,
(ただし, ) と定義する.変分 は, の2次の項以上は非常に小さいとして無視すると,
↑は参考書の内容です. ここでわからないことがあって,2行目から3行目への変形はどのようにしたのでしょうか?「 の2次の項以上は非常に小さいとして無視すると」というのがよくわからないのですが.
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> ここでわからないことがあって,2行目から3行目への変形はどのようにしたのでしょうか?「 |11a4f043370cf0306be561772cba4b3b| の2次の項以上は非常に小さいとして無視すると」というのがよくわからないのですが.
テーラー展開をご存じですか?
として, を の2次多項式(ただし,係数に およびその微分を含む)で近似できますか?
digiさん,横から失礼します.
変分は微分と少し感じが違うという意味で,
とするほうが自然な気もします.
また,昔,この式を見た時に, と が,あたかも独立変数のように振舞うのが,しっくり来なかった事を思い出しました.かなり紆余曲折して,
であるのに気づくことになったと記憶しています(苦笑).
だから,面倒でも,
ここで は正の微小常数で, は変分,合わせて微小変分とでも言った方が,紛れないと感じています.
細かなお話で,失礼しました.
mNejiさん,書き込みありがとうございます.
私も, は としたほうがいいのかと気になっていました. は微小変化を表すものと思っていいのでしょうか?でも, は普通の関数だから,微小変化を表すのは とか でもいいのではないでしょうか?
>私も, は としたほうがいいのかと気になっていました. は微小変化を表すものと思っていいのでしょうか?でも, は普通の関数だから,微小変化を表すのは とか でもいいのではないでしょうか?
私は,数学に弱いので厳密な定義は知りませんが,ある関数G(x)を考えたとき,その微分 は関数が微分可能であれば,一意的に決まりますね.
ところが,経路積分に於ける変分は,ある意味,恣意的に本来の解から「適当にずらすのであって,かつその量は微量な変化」です.ですから,微分操作のように一意的でないですね.ただし変分の場合,始点と終点での値がゼロという束縛条件はありますね.
ですから,微分操作ないしは偏微分操作と変分操作は,常に交換可能であるとおもいます(数学的に証明している訳では有りません).逆に言えば,「 , 」や「 」などと「 」とは区別したいと思います.
わかりました.mNejiさん,どうもありがとうございます.
> わかりました.mNejiさん,どうもありがとうございます.
えっと,最初の疑問は解消されたのでしょうか?
念のため,続きを.
> |f9a4147118084194e12c3b998f0a65c9| のテイラー展開ですが, > |779e169560c1bb862ef2f668aab67f63|
今度は を の一次式で近似してみてください.上の結果を利用すればできるはずです.
>えっと,最初の疑問は解消されたのでしょうか?
まだです.お返事ありがとうございます.
これで2次以降の項を無視すればいいということですか? の , は の関数ですが,同じような展開でいいのでしょうか? あと,変分を考える場合は よりも としたほうがいいでしょうか?
> の , は の関数ですが,同じような展開でいいのでしょうか?
そうです.
独立な変数 に対する関数 を変分した に を代入すると考えます.
> あと,変分を考える場合は |cbb30cc8b6a55491070906dbe199478a| よりも |58b1e9f4b9a86690cb106e65a265a34f| としたほうがいいでしょうか?
統一性があればどちらでもかまいませんが,普通 で記述するので,それに倣う方がいいでしょう.