「月と地球の間には引力が働いているのにも関わらず, 月がリンゴの様に地球に落ちてこないのは何故か.」 という説明をする時に,「万有引力」などの言葉じゃなく, 「斜方投射」の考え方を基に説明したいのですが, どのような説明が適切ですか・・?教えていただきたいです.
すみません何か日本語分かりにくいですよね・・.
とにかく,月は何故地球に落ちてこないのかを 説明したいんですが,助けていただきたいです.
万有引力という概念無しでは無理ではないでしょうか.
月にかかる引力が向心力となって円運動が維持されているから.というのではダメでしょうか??
ジーギさん,初めまして.
説明相手さんは,どのような方々でしょうか?
適当な物体,例えば消しゴムに糸を付けてグルグルと廻すと,「手の廻りに消しゴムが廻り続ける」と同じなんだ,とか.重力というのは「見えない糸」なんだとか.
「斜方投射」より「水平投射」が適切だと思います.
たぶん,軌道の曲率半径と地球の半径の関係から,十分大きい初速度を持った物体が地球を中心とする円軌道を描くことを,直感的に理解させる目的の問題かと.
このHPの記事です.“衛星が周回し続ける理由は?”として分かりやすく説明されています.
皆さんありがとうございます. 円運動することを言えば良いんですかねぇ〜??
これちょっとした課題のようなものなんですが, ヒントのようなものとして, ※月と地球に引力が働いていなかったら,月はどのような運動をするか ※もしもリンゴが十分な初速度を持っていたらやはり地球には落ちてこない とかあるんですよね.
図と言葉で長めの説明をって・・ん〜なかなか辛いです.
万有引力を使わない 放物運動は使う
これがよく分かりません. 放物運動は重力(地球からの引力)が原因です.
地表のりんごに働くのと同じ性質の力が月にも働いているということ考えるのでなければ「月は何故落ちてこないか」という問題も出てきません.月にも同じように引力が働いているというのは万有引力の考え方そのものです.「万有」なんです.「地上の物体にも天空の物体にも同じように」という意味です.万有引力の存在を認めた上でケプラーの法則を満たすものとして式の表現GmM/r^2が決まると考えるのがいいだろうと思います.万有引力の存在を認めるということと万有引力の表現がGmM/R^2とは別のことです. 物理法則は地上の物体に対してだけしか当てはまらない,天空の物体はそういう法則の当てはまらない別の存在だと考えていれば落ちてこないのも「そういうものだ」で終ってしまいます.
引力の存在を認めると りんごは落ちるのに何故月は落ちてこないのか という問いが出てきます. それにに対して真横に投げる速さをどんどん大きくしていくと丸くなっている地面に沿って回るようになるという考えが出てきます.これはニュートンのプリンキピアに図が載っているようです.
地上から水平に物体を打ち出して地球の周りを回るようにするために必要な速さは現在第一宇宙速度と呼ばれています.これは万有引力の表現を知らなくても得ることのできる値です.√(gR)です.これにg=9.8m/s2,R=6.4×10^6mを入れると秒速8kmになります.
> 万有引力を使わない > 放物運動は使う > これがよく分かりません.
そうですね.いろいろ変です.
ま,万有引力と遠心力の組み合わせでなく,つまり, 「非慣性系をつかわず,ある初速度で衛星が周回軌道を描くことを導きなさい.そのとき,重力は(各点での)一様重力の近似でよい.」 ぐらいの意味では?微分使えば定量的に出せますが,定性的に理解させたいのでしょう.
>※もしもリンゴが十分な初速度を持っていたらやはり地球には落ちてこない
「リンゴ」のように日常的な物体を例にとると,感の良い子供は「空気抵抗」をイメージして,混乱しそうな気もします.従って,「月のウサギさん」が前方(水平)ジャンプして月を一周してしまう話の方が良いかも.あ,この場合,一番高い山の頂上からのジャンプが.....
自分が高校生の頃,「円運動している物体」は明らかに力を受けているのにスピードが上がらないのが不思議だったことを思い出します.
物理現象を数式の助け無しで,素人さんにイメージし易く説明する方法論を作り出して行くのも大切な事だと痛感するこの頃です.色々とトライされてください.
あと,以前のQ&Aで,
「円錐容器内におけるボールの円運動」 ・h ttp://hooktail.maxwell.jp/bbslog/19664.html
という論議があります.天体運動のミニチュア版と見なすと,面白いかもしれませんね.
それに関するようなことは, 三平方の定理を使って証明できた気がするのですが・・. どなたか分かりませんかねぇ・・? できる気がするとか言って,分からないっていうのも恥ずかしいですが. すみません.