質問し直します.dn/n = 4πvr^2(m/2πkT)^3/2exp(-mv^2/2kT) = F(v)dvで与えられる関数をMaxwellの速度分布則ということを調べてみたのですが,上の式を求めるにあたり,「エネルギーEとE+dEの間にある粒子数dnが「dn = n(E)dE = f(E)z(E)dE」でありf(E)はボルツマン分布関数・z(E)dEは状態密度関数と書かれています(大学が独自に作った教科書です). まず,「ボルツマン分布関数とは簡単に言うと何なのか?」「状態密度関数とは何なのか?」「それらはなぜdn = n(E)dE = f(E)z(E)dEと書けるのか?」予習しようと検索したりしてみたものの,その分野の知識は乏しいためよくわかりません. 上のことを学ぶ上で必要な知識が得られる参考書(読みやすい・図があるなどの初心者向けの参考書)も教えていただけたら幸いです.
「ボルツマン分布関数とは簡単に言うと何なのか?」
ある温度のときに気体分子や導体中の電子がどのようなエネルギーをもつか,あるいは平均(2乗)速度と温度にどのような関係があるか,などを記述するものです.
分布関数とはある範囲に「何か」が存在する確率をその範囲の大きさで割った密度(確率密度)です.
ある成績を取っているひとが一番多いところは盛り上がって,それよりも成績の高い人の分布は段々と下がっていって,,,,,分布関数は分かりにくいかもしれないんですが「海抜0メートルから山を頂上3000メートルまで上って,その頂上から海抜100メートルの陸地まで下るようなイメージかなと思ったのですが違いますか?それとも放物線のような山なりのような?
> ある成績を取っているひとが一番多いところは盛り上がって
いい説明でなかったので取り消した部分なんですが....
ある温度で電子(あるいは気体分子)の速度(のx成分)が (ぐらい)から (ぐらい)の間に分布しています. 数の多いのは0付近で,0から離れるにつれて数は減りますが,全体の形は裾のある洋風の釣鐘型に近い形です.(正規分布,あるいはガウス分布はご存知ですか?)
温度が高くなると も大きくなり,分布も(釣鐘型ですが)変化します.(分布が平べったく横に広がります)
そういうことを記述してるのです.(3方向の分布を掛け算にして,さらに軸座標で書き直しているので少しややこしいですが.)
返信遅くなりましたが,なんとなくですがイメージ出来てきました. 『マクスウェル速度分布則・ボルツマン分布則』について入門用の本はありますでしょうか?またご存知でしたら何冊か紹介して頂けると嬉しいのですが. 手元にある参考書は『電気学会大学講座 電子物性基礎 (電気学会)』ですが難しいと感じています.