電子と電子の散乱(メラー散乱)や 電子と電磁波(光子)との相互作用を考える場合には 電子の自己場も影響すると思うのですが どのように取り扱えばよろしいでしょうか?
参考になる文献やWebなども添えていただけると幸いです. よろしくお願い致します.
メラー散乱などを計算した式には,電子の質量mが含まれますよね? mを観測値に調節していること自体,自己場の影響を取り入れていることに なります.
どの場の理論の本でも載っていると思いますが,繰り込みという概念を学べ ば,理解できる話だと思います. でも,少なくとも技術的には,摂動論の繰り込みの操作を学ぶこと, ウィルソンの繰り込み群の考え方を学ぶことが必要だと思います.
日本語で,場の理論と言えば,「ゲージ場の量子論1,2」(九後さんの本) ですが,これを読むのは相当しんどいです.
非常にわかりにくい書き方をしましたが,
>電子の自己場も影響すると思うのですが >どのように取り扱えばよろしいでしょうか?
に対する答えとしては, 「QEDの摂動計算をする」 ということになると思います.