理想気体について, 等温膨張するときには,第一法則に従うと気体が吸収した熱は完全に仕事に 変換されますよね?
これってなんで第二法則には反しないのですか??
わかる方おねがいします.
等温膨張とは熱源と理想気体の温度が等しい膨張ではない. 断熱膨張では理想気体は高温高圧から低温低圧に膨張する.
断熱膨張のように理想気体の温度が低下しては等温とは言えない.
等温膨張では膨張の過程で理想気体を始めの高温のままに保つ為に, 始めの高温より更に高い熱源から理想気体に熱が伝えられる.
茶茶さんはどんな理由で第二法則に反するのではと考えるのですか?? もう少し詳しくおねがいします... 気が付かなくてすいません.
断熱膨張で理想気体の温度が低下する現象は, ペットボトルに圧縮空気を入れておいて一気に開放すると霧が出来る実験から, 誰もが認める事実です.
ペットボトルでの実験のように,断熱膨張の実験は簡単にできる. それに比べて,等温膨張の実験は簡単にできそうもない.思考実験に終わるのかな・・・ 具体的な実験装置が想い浮かばないので,私の思考実験は時々混乱して時間が掛かる.
機械的エネルギーを取出す為の等温膨張でなければ,等温膨張の実験に価値がない. スターリングエンジンの一部は等温膨張を目指すものの,完全には程遠いのであろう・・・