始めまして. 現在,大学2年生の「そう」です. 自分の物理レベルは, ↓の,図1くらいの電気システムならなんとか理解できる程度で, 力学は特に苦手です.
R1R2 ________ ――||―――――――||――――― |――――|――――| ||| +| |C1| C2 e○―― −| ―― ||| ||| ________________________
図1:電気システム
○問題 図1のような電気回路とアナロジーの関係にある機械システムおよび 流体システムを示せ.そして,これらシステムに共通する数学モデルを示せ (C1,C2の横断変数をp1,p2として, これを状態変数として状態方程式を作れ)
という問題なのですが,
注:R1,R2は抵抗, C1,C2はキャパシタ, eは電圧を表す.
・分からないところ :アナロジー関係にある機械システム, 流体システムを求める手順が分からない ・どこまでできたか :図1の電気システムの状態方程式を求めることはできた ◎出典 :浅居 喜代治 編著,「基礎 システム工学」,オーム社
教科書を熟読し,インターネットでも調べてみたのですが, アナロジーの見つけ方がよく分からないので, よろしくお願いします.
問題の意図するところはさっぱりわかりません.特に状態方程式は??
とりあえず,正攻法で解くなら,まず微分方程式です.
たぶん,連立1階常微分方程式系を介して2階定数係数同次常微分方程式になるでしょう.パラメータによって減衰解,減衰振動解が得られます.
それと等価なシステムを考えれば良いでしょう.
機械なら減衰単振り子と考えたいところですが,他にあるかもしれません.ふたつのバネと空気抵抗が有るシステムで何か考えられないかな?
流体なら結合振動子かな? 正確な名前は知りません.穴のあいたコップをふたつ用意して水槽に半分だけつけると,それぞれのコップの水量がシンクロして振動するシステムです.それを参考に回路図に近い装置を考えれば?
図1の電気システムの状態方程式を求めることはできた とのことですが,それで十分結構なことです. この電気回路に相当する機械機構や流体回路 を求めさせるのは教授の邪道だと思います.
30年位前の月刊誌『機械の研究』(養賢堂)では 機械機構や流体回路?の動的性質を解析するのに, それを等価な電気回路に置き換えて考える. の教育的記事の連載があったのを記憶してます.
本題の場合はコンデンサが2個あって問題を複雑にしています. 手始めに,コンデンサが1個の簡単な回路で,あえて この電気回路と等価な機械機構や流体回路を探されたら・・・
電圧と等価なのは機械での力や圧力・・・,それとも速度か知らん. そうだ,モビリティなる概念を使っていた様だ.
toorisugari no Hiroさん, トンガリさん, 分かりやすい解説, ありがとうございます.
少し方法が分かってきたので,なんとか自分で解いてみようと思います.
(1)回路方程式 と 運動方程式 を見比べると, 電流 に等価なのは位置 でしょうか・・・私には違和感があります.
(2)回路方程式 と 運動方程式 を見比べると, 電流 に等価なのは速度 でしょうか.この方が私には違和感がありません. この比較では, 抵抗 に等価なのは粘性抵抗 で,違和感がありません. コイル に等価なのは質量 でしょうか ??? 『コイルの電圧は電流の変化に比例する』と『質量に働く力は速度の変化に比例する』 が似通っているので,まあ納得しょう. コンデンサ容量の逆数 に等価なのはバネ定数 でしょうか ??? 『コンデンサの電圧は{電流の積分}÷容量に比例する』と『バネの力はバネ定数x{速度の積分}に比例する』 が似通っているので,これもまあ納得しよう.
二つの微分方程式は似通っているが,直観的に今一つ物足りない. 直観的にする為に,電流 電荷の流量を(2)に代入して,
(3)回路方程式 運動方程式 って正しいか知らん・・・ご意見をお願いします. 位置 に等価なのは電荷 になるが,本当か知らん・・・ 電圧 に等価なのは外力 になるが,本当か知らん・・・