テニス好きの会社員です.
外力が働く場合,運動量保存則は使用できないというお話がありますが, 簡単な計算を試みたいのに,実際に衝突時に外力が働く事例が多く, 困っております・・・.
単純なお話で誠に恐縮ですが,以下についてご指摘頂きたく, どうかどうか宜しくお願い致します.m(__)m
−−−−−−−<以下に質問内容を記述します.>−−−−−−−
外力がある場合(※)の衝突について,以下に示す運動量の式で 簡単に計算してみたいと思っております.
※.外力が働く場合の衝突とは,例えば以下です. ・壁に接している物体Aに物体Bが衝突した時 (壁からAに外力が加わる場合) ・ラケットでボールを打つ時 (腕からラケットに外力が加わる場合)
【質問1】
調べてみると,大学の教科書では, △P/Δt=0が運動量の変化分が0で運動量保存則, △P/Δt=fが外力が加わった場合 とありましたが, 衝突時に外力が働く場合,単純に以下で考えて良いのでしょうか.
m1・V1+m2・V2+f・Δt=m1・V1'+m2・V2'
(衝突前の運動量の和:m1・V1+m2・V2) (衝突後の運動量の和:m1・V1'+m2・V2') (衝突時の外力による運動量増加分:f・Δt)
【質問2】
上記m1,m2が外力無しで衝突するとき, エネルギーのロス分である反発係数がeだとすると, 外力有りの衝突時も,外力無しと同様に以下の式は使えるのでしょうか.
e=−(V1'−V2')/(V1−V2)
飲みすぎさん,論議が深まって来ましたね.
私は,このところ忙しくなって来て,すぐにコメント出来ません.で,ちょっと感触を書いて置きます.力学が得意な方にフォロー戴けるといいですね.
恐らく,テニスのラケットの「弦の部分が伸びる」のが本質的だと感じます.結局,この「伸びる」時間に,人の系からボールに与える「力*時間=力積」を大きくする事だろうと思います.
ちょっと状況が違うのですが,水泳の「手の甲」や「足の裏」がその後ろに出来る水の塊を引きずる事により「見かけの質量」が増加したりするのでは?,と考えています.強く運動しすぎると,塊との連動が切れる感じです.言うならば,「力」を少なくして「時間」や「見かけの質量」を上げているのかも知れません.
ちょっと,ご参考まで.
>>zoroさん,お久しぶりです.
お忙しい中, コメントありがとうございます.m(__)m
>恐らく,テニスのラケットの「弦の部分が伸びる」のが本質的だと感じます.結局,この「伸びる」時間に,人の系からボールに与える「力*時間=力積」を大きくする事だろうと思います.
ということは,ざっくりとした式で恐縮ですが, ボールが衝突時に受ける力積について,以下の計算式で 考えれば良いということですかね.
m1・V1'−m1・(-V1)=(f2+f)・Δt
f2:衝突時にラケットがボールに入力する力(外力無しの場合) f:人がラケットに入力する外力
>ちょっと状況が違うのですが,水泳の「手の甲」や「足の裏」がその後ろに出来る水の塊を引きずる事により「見かけの質量」が増加したりするのでは?,と考えています.強く運動しすぎると,塊との連動が切れる感じです.言うならば,「力」を少なくして「時間」や「見かけの質量」を上げているのかも知れません.
強く運動しすぎると,塊との連動が切れる感じ・・・というのは, 弾性変形に対する塑性変形の様なものともいえるのでしょうか.
「テニスの科学」という東大で教授をされていた方が書いた本の中に, 「ボールを強打すると反発係数は低下する」というお話があり, この理由は原型の変化分にエネルギーを食われるから・・という説 がありますが,もしかするとそれだけでなく,「見かけの質量」的なものが 低下するからなのかもしれない・・・などと素人なりに考えてます..