ガウスの定理の証明

ガウスの定理の証明

むっく さんの書込 (2007/10/15(Mon) 08:07)

課題は,ベクトル場でのガウスの定理は既知としてテンソルS(転値:St)についてガウスの定理を証明するということです.

v;任意のベクトル a:ベクトルa = St・v

体積側のintegrandの計算は以下のように進めました. ∇・a = ∇·(St・v) = (∇·S)·v + S:∇v

ここで右辺第2項がおそらくゼロ(積分することでゼロ?)になると思いますが,理由が解りません. どなたか教えていただけないでしょうか?

お願いします.

Re: ガウスの定理の証明

toorisugari no Hiro さんのレス (2007/10/15(Mon) 15:44)

\bm{v} は任意ということですが,定ベクトルにしたほうがよいと思います.

この証明には 内積の非退化性 「任意のベクトル \bm{v} に対して

\bm{a}\cdot\bm{v} = \bm{b}\cdot\bm{v}

が成り立つのなら

\bm{a} = \bm{b}

」 を使うのですよね.

Re: ガウスの定理の証明

むっく さんのレス (2007/10/16(Tue) 03:25)

ありがとうございます.

私が理解できないことは ∫∇・a dV = ∫∇・(St・v)dV = ∫((∇・S)・v + S:∇v)dV = 面積分 ↓ v・∫(∇・S)dV = 面積分 と証明する中で,S:∇vの項があるため困っています.

この項はゼロなのでしょうか? ゼロでしたら理由を教えていただきたいです.

Re: ガウスの定理の証明

toorisugari no Hiro さんのレス (2007/10/16(Tue) 10:31)

もう一度繰り返します. \bm{v} は任意ということですが,任意の定ベクトルにしたほうがよいと思います.

そうでないとそもそもNo.18150における下矢印が成り立ちません.