ご存知の方もいらっしゃるでしょうが,復刊.comから以下の書籍が復刊されると通知がきました.
> ―――――――――――――――――――――――――――――――――― > ■『古典力学の数学的方法』 > http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=34580 > ―――――――――――――――――――――――――――――――――― > 【著者】V.I.アーノルド著安藤韶一,蟹江幸博(カニエユキヒロ) 丹羽敏雄訳 > 【発行】岩波書店 > 【定価】9,450円(税込み) > 【発送時期】6月下旬 > 振動論,剛体の運動,ハミルトン形式など古典力学にあらわれるあらゆる > 数学的手法を体系的に解説した名著.これによって力学の数理的構造が見 > 事に理解される.付録ではリーマン幾何,流体など応用を扱う. ::
> ―――――――――――――――――――――――――――――――――― > ■『岩波講座現代物理学の基礎(第2版)第5巻統計物理学』 > http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=3771 > ―――――――――――――――――――――――――――――――――― > 【著者】湯川秀樹監修 > 【定価】5,880円(税込み) > 【発送時期】6月下旬
> ―――――――――――――――――――――――――――――――――― > ■『物性論における 場の量子論』 > http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=32047 > ―――――――――――――――――――――――――――――――――― > 【著者】永長直人 > 【発行】岩波書店 > 【定価】6,090円(税込み) > 【発送時期】6月下旬 > 経路積分,量子相転移,格子ゲージ理論など場の量子論の重要な基礎概念 > を初歩から明快に解説したあと,超流動,超伝導をはじめ分数量子ホール > 液体など最新の問題を実戦的に扱う.物性論専攻の大学院生必読の書. > ――――――――――――――――――――――――――――――――――
『岩波講座現代物理学の基礎(第2版)第5巻統計物理学』は戸田・久保・橋爪・斉藤という執筆陣の,なかなか手に入れることの出来ない名著中の名著ですから,この機会に購入されることをお勧めします.
エクスペンシヴ!w
> エクスペンシヴ!w
それだけの価値はありますよ.所持してると賢くなった様な気がする御利益付き:-)
>> ■『古典力学の数学的方法』
以前,公営図書館から借用した時は,気づかなかったのですが,上記のサイトから詳細を見てみると;
>付録ではリーマン幾何,流体など応用を扱う.
あります.この流体とはどんな分野の流体でしょうか?
また,以前調べた時には,英語の出版はなかったと思っていたのですが,どこかで新版が英語で出ているようなことを見た気がしますが,如何ですか?
英語版では1989年に第2版が出ていますが,岩波のは初版の訳です.
> この流体とはどんな分野の流体でしょうか?
数学です.Riemann多様体上のLie群の話=理想流体
本編は比較的易しい内容(教科書として使えます)ですが,付録は,,,数学科の大学院生でないと厳しいかも.(本編と付録の難易度の差が著しい)
>英語版では1989年に第2版が出ていますが,岩波のは初版の訳です.
英語版で読者数が確保できたのでしょうから,第3版などを出されないのでしょうかね.
>数学です.Riemann多様体上のLie群の話=理想流体
と聞いてもまだイメージできません.所詮,物理の本では無さそうですね.
> 第3版などを出されないのでしょうかね.
もう亡くなったからと思ったら,ご存命なんですね.
さすがに70歳では出せないでしょうね.
> 所詮,物理の本では無さそうですね.
付録はそうです.もっとも訳者あとがきには「最近の乱流理論に結びつく考察」と書いてありますが....
>さすがに70歳では出せないでしょうね.
でも,最近では「70years young」などの表記があったりして.本が駄目でも pdfなどで書いて戴けないものでしょうかね.翻訳は自動翻訳をベースに細切れに分担するとか.
>「最近の乱流理論に結びつく考察」
流石に読者のハートを掴むのが巧そう.
教科書の記述スタイルを変えるくらいなら80歳でも可能でしょうが,あの本の教科書としての部分は完成していて弄りようがないですね.書き換えるなら付録を最新の研究成果に照らし合わせることですが,さすがに.....