熱力学第二法則について

熱力学第二法則について

やっし さんの書込 (2007/05/29(Tue) 21:51)

カルノーサイクルは等温曲線と断熱曲線によって,四つの部分に分かれる.カルノーサイクルの各点をI(P1,V1,T1),?(P2,V2,T1),?(P3,V3,T2),?(P4,V4,T2)とする.ただし P1>P2>P4>P3また,V3>V2>V4>V1また,T1>T2 このとき?から?の道筋q/Tの和はすべて等しいことを示せ. どうやって示せばいいのかわかりません.よろしくお願いします.

Re: 熱力学第二法則について

Joh さんのレス (2007/05/29(Tue) 22:00)

まず,いままでに熱力学で習った式や法則で,自分で使えそうだと思うものを全部書いてみてください.

Re: 熱力学第二法則について

やっし さんのレス (2007/05/31(Thu) 07:26)

解き方のヒントをください.よろしくお願いします.

Re: 熱力学第二法則について

トンガリ さんのレス (2007/05/31(Thu) 17:29)

カルノーサイクルの点?から?は,高温熱源T1から熱を吸収しての等温膨張だから, この道筋q/Tの和は 理想気体の量 と ln(V2/V1) に比例する. T1には無関係.

カルノーサイクルの点?から?は,断熱膨張だから,この道筋q/Tの和は零である.

このとき?から?の道筋q/Tの和はすべて等しいとは,問題が不備じゃないか・・・ いったいどの値が変化しても,q/Tの和はすべて等しいことを示すべき問題かな.

Re: 熱力学第二法則について

クロメル さんのレス (2007/06/01(Fri) 23:27)

ここまで読んでみて思ったのですが, これはたぶん?から?への状態変化で2点を結ぶ経路を考えて, そのエントロピーの収支がある一定値であることを示す問題で正しいようですね.

ようするにエントロピーが状態量であることを示すということで,まず,q/Tの周回積分○∫(丸とインテグラルを組み合わせてください)が,0になることを示せってことですよ.電位φを定義するときの議論を思い出してください. もしかして時期的に電磁気学は冬でしたっけ,言っていることの意味が分からなかったら説明しますので,また書いてください.

カルノーサイクルは特に関係ないですね.