物質が波って言うのも意味不明ですけど っていうのがもっと不明です.どこから出てきた式なのでしょうか?
ナナさん,初めまして.
昨年から解説に参加するようになって,高校でどのような物理の教育がされているか疑問に思い,昨日,物理の教科書を手に入れました.どうやら「物理 II」での「原子と原子核」といった所に「物質波」,「ド・ブロイ波」などがあり,驚いています.
こんなに中途半端な事を教えても意味が無いと思いますし,一度,教科書に書いてしまえば入学試験での出題対象になり,ほとんど暗記ものの対象になるだけだと感じました.
物理IIでは,やはりオーソドックスに; ・力と運動 ・電気と磁気 ・分子と原子 ・課題研究 をしっかりやって欲しいですね.
とすると,物理Iがとても中途半端な構成になっていますね.
さて,購入した物理II(実教出版)に従って考えてみます.
ややインチキかも知れませんが,雰囲気が判ればと思います.
〜〜〜
「光の粒子性」で,光の粒子,光子のエネルギーと振動数の関係;
光が波動と考えている時は,その波長は,光速cと周期や振動数により;
で,教科書には書いてありませんが,光子の運動量pは;
で与えられます.
これらの式から,
となります.
他方,物質として電子を考えると,その運動量P
ですね.そこで,式(4)の「p」→「P」と大胆に置き換えして,電子のもつ波動の波長ではないかとド・ブロイさんが推測されたのでしょうね.
式(3)については,大学の電磁気学で証明されますから,しばしお待ち下さい.
>もう高校は卒業しちゃってます…
失礼しました.
>p=E/cってどこから来る式ですか?
簡単に説明できないのです.下記のサイトを参考に,検索するか,
#2 光子一個当たりの角運動量と運動量
電磁気学の教科書で真空を進行する電磁波の解説をご覧下さい.それらの中で,判らない点をお書きになれば,解説を戴けると思います.
難しいですね じっくり読んで勉強します
>じっくり読んで勉強します
私も,昔ははっきり理解できたと思っていたのですが,もう少し明快に説明できるように,勉強を始める事にしました(笑).電磁気から量子電磁気の間を,しっかり埋めて視たいものです.