一般に,孤立した導体に蓄えられる電荷は,その導体のポテンシャルφに比例する. 導体のポテンシャルφ0という境界条件のもとでラプラスの方程式を解いて得られる解をφ(r)とすると,境界条件をφ0から2φ0に変えたとき解が2φ(r)になることは明らかであろう.
と本に書いてあります. 境界条件をφ0から2φ0に変えたとき解が,例えば,φ(r)+φ0や,(3/2)φ(r)+(1/2)φ0等にはならないのですか?これらのものでも境界満たすのですが.
よろしくお願いします.
>孤立した導体に蓄えられる電荷は,その導体のポテンシャルφに比例する.
この場合のポテンシャルは無限遠で0に漸近するように定めないといけません. φ(r)+φ0や(3/2)φ(r)+(1/2)φ0 は,φ0=0 の場合を除いて,無限遠で0に漸近することはありません.