以前,この掲示版でLaTeXを用いたTIPSを作成しました.そのごTeXの問題もありますが,むしろより広く言えば,数学・物理・化学・各種工学分野を含んだ「文書による表現方法」が問題なんだという考え方になってきました.
表現する対象を考えても, 数学<物理<化学<... のような感じです.
そこで,当面は,数学と物理での表現について具体的に,用例などを調べたくなりました.ついては下記に纏めた点を考えて,良い図書,サイトをお教えくださらないかと考えるようになりました.
さて,LaTeXの表現で判ってきたことは;
2) 物理では, a] 微分・積分での「d」を立体の利用が高い. b] 虚数単位「i」も立体にする場合がある. c] 指数関数「e」も立体である場合もある. d] 円周率「π」も立体で区別する場合もある. 3) 数学の用例はまだ良く判らないが,偶然みたリー代数の本では; e] Tr,tr,Ad,ad などの操作演算子は立体であるらしい. 4) 単位は立体で表記するが,単位と単位の間を f] 狭いスペースが標準そうだが,見難い. g] まれに幅の狭い中点(cdotからスペースを除いたような)が稀に使われている.とても見やすいと感じる. 5) 標準的な記号 h] 光速,万有引力定数,地表の重力加速度,素電荷,プランク定数,ボルツマン定数,ボーア半径などには立体を付与できないものか?
これに,本来は,化学記号を含めて論議するべきでしょうが,私はその分野を詳しく知りません.
そうこう考えると,代表的な分野の図書やサイトの中で,お手本として良い物があったら紹介いただいて,それを見てみるのが手っ取り早い勉強法になると思いました.
皆さんのご推薦をお教えいただければ幸いです.
mNejiさん,
また,これらを立体にすると,単位と区別がつかない例が出てきます. 素電荷と自然対数の底も区別できなくなります.
物理定数は添字で区別をつけるのが一般的です. ボルツマン定数を を とするのが一例です. 最近は光速を と表すことも推奨されているようです.
MXKさん:
>物理定数は添字で区別をつけるのが一般的です. >ボルツマン定数を を とするのが一例です. >最近は光速を と表すことも推奨されているようです.
素人目にも, ,これらはすんなり入りますね.
とすると, >素電荷と自然対数の底も区別できなくなります.
素人には, とか を基本として,理論屋さんで何度も出てくるときは,キーワード以外は を許すとか.
兎に角,紳士協定,いや紳士淑女協定で,どんどん自発的ルールを作っていって欲しいです.
昔は,kg重とでも,gfでも善かったのですが, かなぁ,単位相当だから,心は「force of gravity」.