皆さん,こんにちは.実はこのような問題で困っておりますので教えてください. 「花火は丸く,見えるがこれはなぜか力学的に説明しなさい.」です.よろしくお願いいたします!
運動量保存則,かなあ. 花火の玉が爆発(?)する直前と,その直後で全運動量は保存します. 爆発したら火の粉が飛んでいきますが, これが偏っていたら運動量的なアンバランスが出てきて困ったことになります. だから花火は球状に拡がっていく(2次元的には円)ことになります.でしょうか.
たかちゃんさん,管理人さんこんにちは. なんか季節的な風情を感じさせるお題で,とっても素敵ですね. 昔,花火の本を読んだことがあるのですが,特に日本の花火職人は きれいな正円に広がったまま消える事にこだわりがあり(海外のスタジアム等での花火はあんまり丸くないですね),だらっと垂れてしまうのは意図的に作ったしだれものなどを除き,”だらしねえ花火”なーんて言ったりするらしいです.理由は確か周りの皮が頑丈に均一にできているので,爆発の内圧が均一にかかったところで破裂するから,だったかな.重力による垂れ下がってみえる影響が目視される前に発光が消える,から,って言うのかな.うまく説明できなくてすみません.花火職人さん違ってたらすみません.
たかちゃんさんはじめまして. 花火には「割物」,「ポカ物」,「型物」等があり特に「型物」は花火が開く角度,又は見る角度によって異なった形に見えるそうですよ. 大体は横から見ても下から見ても上から見ても,真ん丸に見えるように作ってあるのですが,最近は方向性を持たせて,ある角度で見なければよく見えないような,物が増えてきました.たとえば,ハート型の花火.正面から見るとハートですか,やや斜めから見ると歪んだハートに見えます.真横から見ると直線にしか見えません. 要するに,花火の真中にある火薬(割り薬)が爆発して,周りにあるいろんな色で燃える火薬の玉(星)を周りに飛び散らせているのが花火.空中で爆発させるので,ほぼ球形に広がり,どの方向から見ても同じように見える(というか,打ち上げる時には花火がどちらの向きで爆発するか判らないので,どちらを向いていても同じように見えるように花火を作る). 最近は広がり方をコントロールして,ある方向から見ると蝶のように見えるものなど,見る方向で形が変わるものもあるのです. つまり,花火の火薬は球の中に入ってて,そのため球の真中を中心に爆発が起こり,下から見ても飛行機で上から見ても同じに見えるということかな.
参考URL:(株)太田煙火製造所
参考になるかわかりませんが,花火を鑑賞するソフトを作りました.
やかんさん,シュレ猫ソフトさん,ありがとうございます. みなさん詳しいですね.適当なこと書いてた自分が恥ずかしい. 職人さんはすごいですね.